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ねこちゃんの飲水について

食事と同じように、飲み水は重要です。

それは、ねこちゃんに多い腎臓病や下部尿路疾患

と言うような病気の予防するためにも

いつでも、どこでも、清潔で新鮮な水を自由に

飲めるようにすることはとても大切な事です。

 

今日は「お水」について

お伝えしましょう。

 

1)1日に必要な水分量を知ろう

1日に必要な水分量は、食事に含まれる水分量も合わせて

体重1kgあたり50mlといわれています。

 

授乳・多尿・下痢・嘔吐・体温の上昇によって

さらに多くの水分が必要になります。
 

また、高齢になると水分に対しての欲求が少なくなりがちです。

水分量の多いウェットフードを与える割合を

増やすなどの対策も考えて下さい。

 

2)水の置き場所とお水の入れ替えのタイミングは?

トイレと食器は離しましょう。

トイレの臭いが気になってしまいお水を飲まなくなる可能性もあります。

また、1ヵ所ではなく何ヵ所かに用意してあげて下さい。

水に、猫の唾液やフードのかけらが入ると、雑菌が繁殖しやすくなるので

こまめにお水を変えてあげて

いつでも容器はこまめに洗って新鮮な水に取り替えてあげて下さい。

 

3)どんな水をあげればいいのか?

基本的には「水道水」で問題はありません。

ただ、塩素のニオイを気にする猫は、浄水を好んで飲むケースがあります。
お水でも、ミネラルを多く含む硬水は尿路結石のリスクがあるので飲ませないで下さい。

軟水が一番ベストです。

 

基本的にはこの 3つがお水については、大切です。

ただ、今の時期のような寒い時期には水分を取らなくなる

傾向にあります。

 

そんな時にはウェットフードを少し混ぜてお水に

味をつけてあげると言う方法のあります。

ただ、それだけしか飲まなくなる子もいますので

様子を見ながらあげて下さいね。

 

 

#お水#病気#猫#腎臓#石#軟水#獣医師#動物病院#佐藤貴紀

 

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佐藤貴紀|さとうたかのり(獣医師)プロフィール

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佐藤貴紀(さとうたかのり)
生年月日:1978年2月6日生まれ
血液型:A型
出身地:東京都町田市出身

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