2014.3.11 @陸前高田①
『奇跡の一本松』
よくテレビでも目にしたのではないでしょうか。
7万本もの松の木がこの辺り一帯にありました。津波によりほとんどがなぎ倒されたのですが、唯一残ったのがこの一本。
震災後、根が腐り枯死と判断されましたが、復興を象徴するモニュメントとして残すことになり、多額の費用をかけ、保存作業後、元の場所に再び立てたとのことです。
そんな陸前高田市で今回、初めてお会いさせていただいたのが、大坂芙美子さん。(以下、ママ)
ママは地震発生後、高齢者を高台に避難させたあと、津波にのまれてしまいますが、九死に一生をとげたそうです。
ですが、全てを失い、一人になってしまいました。
しばらくは生気もなく生活していたそうですが、突然、息子の腕時計が動き出したそうです。
その瞬間、息子に『動け!』と言われてる気がして、訪問介護サービスをスタート。また、『ママハウス』という24時間いつでも利用可能な憩いの場所をママ所有の敷地内にオープン
国内外問わず、沢山の人々が訪れました。
ママハウスを訪れた人たちは『アナログツイッター』にツイートを手書きでするのです。
私たちにも『お茶っこでも~…』とおっしゃってくださり、お茶っこいただきつつ、ママのお話を聞いたり、自己紹介させてもらったりしました。
ママもそうですが、ママのお友達もずーっと手を繋いで沢山のお話をしてくれました。
私はそれがすごく嬉しかったんです。
後方には慰霊碑を建てたそうです。
こちらで、私たちも手を合わせさせていただきました。
3年で3000人の方がママハウスを訪れたそうです。
私もその1人になれました!
出逢えたことに感謝です。
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