ATSUKOさんのコメントへのお返事です!
ブログ読者のATSUKOさんから、ご質問が来ました。
かなりお困りのようで、出来る限りのアドバイスが出来ればと思います。
私は変形性膝関節症で、現在整形外科に月2回通っています。
トレイルランと言う、山を走る事をやっていますが去年の11月頃から膝が痛くなり、水も溜まって足がパンパンになってしまいます。
整形外科では内視鏡手術を進められましたが、手術をしないで出来れば治したいと思っています。
今日たまたま美容院で雑誌を見ていたら、ろっかん先生の記事を見て自分で治せるのであれば…と思いコメントさせて頂きました。
今年はレースもいくつか入っているためそちらにも出場したいと思っています。
何か良い方法があったら教えて下さい。」
お返事です
まず、山を下るのは股関節・膝間接に大きなダメージを加えます!
出来れば避けることを勧めます。
でも、絶対にしますよね? はい!
僕の、近著の膝の痛みを取るバンドにも書きましたが、ヒザの痛みの主要因は膝間接の詰まりです。
そして、詰まりの原因は大腿筋などの脚の筋肉のコリです。
筋肉は凝ると縮んで、ヒザの間接が詰まり、神経が痛みを訴えます。
また、軟骨もすり減っている事が考えられます。
そのためにヒザの骨が当たって、すり減るのを防ぐために間接液が出ます。
これを水と言うのですが、抜いちゃダメ!
骨がすり減ります。
ヒザの負担が軽くなれば間接液は自然に抜けます。
手前味噌になりますが、ヒザに付けるバンド!
かなり楽になります。
僕が実証しましたから!
それ以外では、脚の筋肉を徹底的に緩めることを勧めます。
マッサージやストレッチをしっかりと行なって下さい。
次に、膝間接の内側へのネジレが考えられます。
原因は主に股関節の内転です。「内股」
内股などが原因で
ヒザが内側に巻き込みます
ヒザのすぐ下の腓骨が外に出ていませんか?
このネジレもヒザに大きな負担を掛けます。そうなると、体重が真っ直ぐに掛からなくなり、小さい範囲に集中する事で痛みを誘発します。
対策は、普段から大股で歩く習慣を身につけると間接が真っ直ぐになります。
500グラムのアンクルウェイトを足首に巻くと膝間接がキレイに動きます。
内股にならないように、真っ直ぐ歩いてくださいね。
また、ヒザ裏に丸めたタオルなどを当てて正座の様にヒザを曲げていくと、ヒザの詰まりが取れて楽になりますよ!
その他、骨盤が後傾するのも原因になりますが、さすがにこれは来て頂かないと難しいかも。
いずれにしても、上記のケアーをしっかりと行なう事で楽になると思います。
ぜひ試してくださいね。