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我が母の記

今日ようやく観る事が出来ました。
試写会に丁度稽古が重なって観られなかったのに、
気を使ってマスコミ試写の案内状を頂けて本当に感謝です。

とても素晴らしい作品でした。
家族ってこうだよなって思いました。
母子の絆ってこうあるべきだなって。
腹痛めて産んだ子供だもの。
どんな確執があったって、愛さえ残っていれば。

ええと、帰り道のコンビにで、
1022円ですと言われて1520円出して、
店員さんが少し困ったので慌てて2円出して、
「500円のお返しでーす……」

あれ?500円は何だったんだろう?
という位、感動で惚けておりました。
(天然じゃないですよっ)

井上靖さんの原作はもっと淡々と
惚けていく母親日記のように綴っているのですが、

原田監督の手に掛かると、更に俯瞰で原作を捉えられていて
とても感動的で、奇麗で、リアル。

樹木希林さんのあの目。
大女優を目の前にして何言う素人若造で申し訳ないのですが、
言わずにはおれんのです。
リアルなあの目を見ている私だから、失礼ご容赦願います。
演技とは思えない程のあの目なんです。
実際の記憶と妄想の合間をわずかな正気で辿っていく……

このお話は(1959年)頃の
お父さんが箸をつけるまでは食べちゃいけません!的な
家父長制度のなごりある一家のお話。

惚けていくおばあちゃんを支える家族、親戚。
少し斜に構えてる主人公である息子。
「取られたから懐かなかった」
「捨てられたから愛されてない」
頑固な息子に頑固な母。
惚けてから明らかになってくる謎。

熱く語ってしまいました。
後は劇場で観て下さいね。


最近は天国のような老人ホームに任せる家族、
はたまた、
迷惑かけたくないし、家より奇麗だし仲間が出来るし、
と自ら老人ホームを選ぶご老人も多いみたいですね。
住宅事情もありますし。
お父さんは権力を失い、母が強い。
ドライな家庭が多いんじゃないでしょうか?
形はどうあれ、愛があれば良しですよ!

若年層にも是非観て頂きたい。
絶対来るから。
今は想像出来なくても、
こういうこと、絶対来るから。
代々続くの、こういう事は。

丁度、そんな事を考えなければならなくなって来ている中年層の方々にも。

普遍の愛情物語。

ハンカチは忘れずに!

ヒョウタン、ハゲイトウ、団扇、奇麗な赤。
これは独り言。

あたいはウォーリーを探せ!のように見つけて下されば(笑)
こんな素晴らしい作品に関われた事を光栄に思います。

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