「人生交換Ⅱ」ありがとうございました。

投稿日：2023.09.19｜カテゴリー：日記

こんばんは、わたなべかすみです。
最早このブログはほぼ舞台終わった後のお礼と感想を述べるブログになっております(元々は日々の日常を綴らせて頂こうと思っていましたよう…)。
でも特に今年は、という感じではありますが、こうやってお仕事を頂けて、お芝居を通して皆さんにお会い出来るのが嬉しいなーと、思います。これからも頑張ります！

—以下作品の話。ネタバレあり—

先日、劇団たいしゅう小説家Present’s『人生交換Ⅱ』が無事全公演終演致しました。

宇宙人役の平野勲人さんが大千穐楽で言っていた通り、昨今の情勢から、舞台を無事完走出来た事自体がとても嬉しく、私もこの座組で駆け抜けられた事が本当に嬉しく思います。
来て下さった皆様、応援して下さった皆様、本当にありがとうございました。

私は早乙女もあというダンサーの役をやらせて頂きましたが、元々ダンスが、というか体を俊敏に動かすことが苦手なので、台本にダンスパートを発見した時は「ずえー！！！」と思いました。
でも友達や座組の方達にも協力してもらってなんとかあの形に出来て、良かったと言ってもらえた時は本当に嬉しかったです。

ダンスが大好きなもあを演じられて良かったなと思います。

もあは劇中かなり明るいリアクションをすることが多いのですが、現実では上手くいかない事もあって、凹んだり悩みも沢山あるんだろうなと思いました。
でもそんな人って本当の現実に沢山いて、そういうところが変にリアルでちょっと苦しかったのですが、それでも皆前を向いて歩いていて、上手くいかなくても方法を模索して頑張っていて、特にキャロねぇ玄武もあはその三種というか。
特別な環境じゃない普通の、それぞれの道で頑張っている。
見えない未来を信じて自分で夢を掴む為に四苦八苦している。

大変だけど、特異じゃないけど、そういうのが「生きてる」って感じで良いなって思いました。

わたなべ自身割と変な人なんですよね。
で且つ、今年に入ってから沢山役をやらせて頂いたんですが、まともな役ほぼやってないんですよ。
前はサイコパスだし前の前はヤバイ天使だしそのまた前は不条理の世界で生きる少女達だったし。
だから久々にめっちゃまっすぐに生きている良い子の役が出来て嬉しかったです。なぜダンサー役なのかは分かりませんでしたが…
でも役作りで色んな人の気持ちが知れて、その目線で世界を見ることが出来て、そこも嬉しいなと思いました。

あとここだけの話、マネージャーに「それぞれ役がちゃんと切り替えられてて、役作り上手くなったね」って言われたんですよ。やったあ！！
平凡な子も元気な子も性悪も内気もそれ以外もきっと出来ます！よろしくお願いします！(図々しい)(でも実は兼役で影音声の「ひまりの悪い友達A」「直樹のお母さん」、録音で「悠のお母さん」もやっていました。楽しかったー！)

そしてこの活気溢れるもあがやれたのも、今回のこの座組だったから、なのかなと思います。

たいしゅう小説家さんは過去にも何度かお仕事させて頂いて、平野さんは私が代役をした時に一度お会いした事があったのですが、それ以外はほぼはじめましての方で。個性的な方ばかりではあったけど、全員優しい方で、私も居やすく楽しくお芝居をさせて頂いていました。
ダンスも白峰ゆりさん(うきちゃん)結城さと花さん(さっとん)を始め色んな方にアドバイス頂いて…！
またお会いしたい、素敵な方達でした。

哲也の台詞で、
「なんか良いですね。肩書きとか関係無くここに連れてこられて、フラットな状態で話してる。」
というのがあるんですけど、それが実際に今回の座組のような感じで、本当に居心地が良かったです。

「出会いに感謝！」でした。

えへー。

またお会い出来るように、私もまた頑張ります。

…よし。
次回は10月、配信メインの朗読劇！
ゆめかばLABO公演『あとはよろしく』です。
また不思議な役ですが、精一杯頑張りたいと思います。

改めて、今回は本当にありがとうございました！
SNSでの感想も全て拝見しました。色んな感想を頂けて嬉しかったです。

また是非観に来て、演劇を楽しんで下さいね。

いつでもお待ちしております！