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今日は真面目に…「皮膚病」のお話をしましょう

突然ですが『膿皮症』って知ってますか?

あまり耳にされない病名だと思います。

 実はとても僕の病院でも、ご相談や診察にこられる飼い主さんが多いです。

膿皮症は皮膚病の中で一番多い疾患とも言えますね。

原因はなんだとおもいますか?

細菌です。

最近が、皮膚内に入り込み湿疹、赤み、痒み、フケ、脱毛などの症状を引き起こします。

皮膚の浅い部分なのか、深い部分なのかによって症状の出かたなども変わってきますから大変です。

犬種的になりやすい犬種もいますので、この犬種が注意とはとてもいいにくいのです。

 

まず治療として、大切な事は…

細菌がなぜ入り込むかの根本的な原因を探らなければいけない事です。

その根本的な原因とは、いくつか存在します。

ご説明しましょう!!

 

☆アレルギー

多くはアレルギーが主な原因であると考えられています。

アレルギーと言っても、食事、環境アレルゲン、室内アレルゲンなどさまざまです。

まず、大事な事は愛犬にとってアレルゲンが何かを見定める事で、皮膚の健康維持が保たれる訳なのです。

 

☆ホルモンバランスの崩れ

皮膚の栄養バランスなどは甲状腺などのホルモンで成り立っている部分もあります。

そこで、このホルモンバランスが崩れる事で脱毛が始まり、皮膚のバリアーが弱り細菌感染を起こす事も少なくありません。

 

☆衛生的な問題

おしっこをする部分や股の部分などムレル場所などに、尿などの排泄物が付着し衛生的に問題が生じることで膿皮症は起こりやすい事も知られています。

 

☆ストレスや肥満

環境などが変わり、ストレスを感じる事で免疫力が下がり皮膚のトラブルを起こす事もあります。

肥満においても免疫力が下がるいう意味では同じ事です。

 

☆犬種特異性

シュナウザー、フレンチブルドック、ブルドック、パグ、ボストンテリアなど皮膚のトラブルが多い犬種もいます。

 

様々な原因からなる膿皮症は激しい痒みを伴うために、犬に取ってはかなりのストレスになります。

ですので、家で湿疹を発見した場合はすぐにでも動物病院を受診してくださいね。

 

 

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佐藤貴紀|さとうたかのり(獣医師)プロフィール

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佐藤貴紀(さとうたかのり)
生年月日:1978年2月6日生まれ
血液型:A型
出身地:東京都町田市出身

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