マイクロチップ義務化
今年6月から、犬や猫への「マイクロチップ装着の義務化」が始まりますね。
わんちゃんやねこちゃんを守るための動きの1つと言われています。
環境省によりますと2020年度に迷子や飼育放棄などで自治体に引き取られた犬と猫は
約7万2000匹で、殺処分されたのは約2万4000匹でした。
マイクロチップの装着は獣医療行為を伴いますが
無責任な飼い主に自覚を促す狙いや迷子のペットと再会する可能性もあって結果
殺処分数の減少に繋がると国は考えているようです。
この「マイクロチップ」。
どんな大きさで何の情報が入流のかよく飼い主さんにきかれます。
チップは、直径が2mm、長さが12mm程度。専用の装置でデータを読み取ります。
住所、連絡先、氏名が登録されるようになっております。
よく「GPS」と間違えられますが、マイクロチップはあくまで情報が入っているだけです。
位置情報は確認できないので、そこは飼い主さん達には正しく理解して頂きたいですね。
気になる痛みですが
注射と同じくらいの痛みとは言われています。
皮膚をつまんで首の真ん中あたりに特殊な注射器を用いて
皮膚の下に埋め込むような形になります。
一つ言われているのは、MRI検査を行うときなどに映像の乱れが出てしまうのでは
といったことは機種によって言われています。
ただ、健康被害というところで言うと聞いたことがありませんのでご安心ください。
一部、この規制で、殺処分がなくなるのではと言われていますが
虐待や飼育放棄が増えない事を願います。
結局、小さな命を産むのも、捨てるのも「人間」です。
人間の意識をまず、変えないとならないとは思いますが
こうした、国の規制は嬉しい事ですよね。
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