再生の旅の終わり
3月7日。火曜日。
今日も鳥取県米子市の皆生温泉に滞在しています。
今日の米子地方は曇り。時々雪。
外は晴れたり雪が降ったりしています。
今日は朝から美保神社にお参りに行ったり
美保関の灯台横の喫茶店でコーヒーを飲んだり、
出身高校の横を車で通りすぎたり、
のんびりと過ごしました。
高校まで過ごした米子の早春の景色は今日の様に、
いつもどんよりと曇っていて
やたら風が強くて寒くて、
首をすくめて懸命に自転車を漕いでいた、
そんなイメージです。(笑)
あの頃は、貧乏で、
いつも情けなくてカッコ悪くて悲しくて、
でも変な自信だけは過剰にあって、
不安と希望と夢のカオスの様な日々でしたね。(笑)
山陰地方は1年を通じてからっと晴れる日はとても少なく
だから晴れている日はとても嬉しかった。
人生だって雨や嵐があるから晴れが嬉しい。
会社経営だって同じですね。
吹雪や嵐を耐えてこそ経営者も成長します。
順風満帆なんてつまらない。
引き継ぐだけの経営も味気ない。
新しい付加価値を創りたい。
人まねやアメリカから
輸入してくるだけのビジネスは面白くない。
オリジナルで勝負したい。
要領なんか良くなくてもいい。
新しいから苦労するんです。
斬新だから理解されないんです。
革命的、というのは乗り越えないといけない壁が多い、
という事。
若くして成功していたら
多分私も高慢ちきな人間になっていただろう、
と想像したりします。
時間をかけて色んな事がわかってきた、
色んな経験ができた、
というのはかけがえのない事。
そういった意味で50代になった今でも
新しいビジネスに挑戦できる事に感謝します。
さて。
あっという間に時間は過ぎ、
私の心と体の修復と再生の旅はそろそろ終わりを告げようとしています。
メルマガとラジオ原稿はいつも通り書きましたので
まあまあパソコンに向かっている時間は多かったんですが、
久しぶりにリラックスできたし、
マッサージもしてもらったし、
こんなに何度も温泉に入ったのは初めてです。(笑)
思い出の場所にも立ち寄れたし、
懐かしい神社にも行って、
沢山感謝の思いを伝える事ができました。
明日、ここを出発して東京に戻ります。
東京に戻ったら、新しい会社の企画を詰め、
契約書や会員規則を考え、会議をして
説明会をやって、いよいよ日本ソーシャルテレビジョンが
立ち上がります。
今回は多くのフードアナリストの
皆様の力が必要なビジネスモデルです。
支えてくださって来た多くの皆様に感謝して
次のステージに向かいます。
何か特別な事をしたわけではありませんが、
今回の旅で心も体も少し癒され軽くなった様な気がします。
沢山悲しい事、苦しい事がありました。
辛い事もありました。
道半ばで倒れた同志、去って行った仲間、裏切った人達。
そして今まで私を信じてサポートしてくれた皆さん。
沢山の思いはありますが、
もう一度、私は立ち上がります。
反転攻勢です。
故郷の潮の香りを嗅ぎ、
故郷の海の波音を聞きながら眠り、
故郷の光と風と吹雪を感じました。
思い出の場所にも立ち寄り、泊まり、車窓から眺め、
とても幸せでした。
何年かしたら多分思い出すでしょうね。(笑)
しっかり体と心を休める事ができました。
エネルギー充填満タンです。
体の奥から力が湧いてくるようです。
狂気のベンチャービジネスに戻ります。
何があっても前向きに。
倒れる時も前のめりでありたいです。
皆様、ありがとうございました。
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