『 IDOL 』
4年前、中学生の時初めてアイドルになったユニットは
結成からたった2ヶ月で解散しました。
普通トラウマになるはずなのに全然ならなくて
むしろもっとちゃんとやりたいって思えた。
でも何したらいいか分からなくて、
でもアイドルに関わっていたくて、
ライブハウスでドリンクのお手伝いとかしてました。
何回か新しくユニット組むとか話になったけど
無しになっての繰り返し。
そんなことしながらフリーのソロアイドルみたいな感じで
ライブもちょこちょこ出てました。
口癖は「それでは聞いてください、初恋サイダー」
数ヶ月後、新しい事務所に入った。
そこでは研究生という立場でしばらくレッスン。
月に2回しかないのに2万も取られてた。おこ。
半年でライブも3回しか出れなかった。おこ。
その時のライブのチェキバックや交通費とか
何も貰ってないのは今でも結構根に持ってます。おこ。
当時の同期は早々に正規ユニットが決まってる中、
最後まで昇格できなくて研究生期間終了。
そのまま事務所を辞めることになりました。
ここら辺からグレて人生初の茶髪にして、
どんどん派手になりました。
(今は楽しんで派手髪やってます^^)
次に入ったところは、
もはや人間では無かったですね。
アイドル募集って書いてあったから応募したのに
加入してから「私たちはアイドルではない」って言い出して
「でも例えばTIFとか呼ばれたらずっと出たかったって
言って出るけどね。」って言ってて、はぁ?!?!だった。
シンプルに方向性の違い。
地下アイドル脱退でよくある方向性の違いで辞めるやつ、
本当にあるんだぁ、って見に持って実感したよ。
アイドルがやりたいんで!って脱退した。
そしてワンカラーに入りました。
こんだけ経験してきたから、
別に何も期待なんかしてなかったし。
大好きなアイドルがやれて、
あわよくばそれで生きていけたらなって思ってやってきた。
ゆめかわがデビューするってなった時
オリジナル曲、オリジナル衣装。
貰えたのも初めてで、
なんというか、驚きだった。
そんでもって、意味がわからなかった。笑
そんな簡単に貰っていいもの?って
多分、その時くらいかな。
ここでちゃんと卒業しよう。って思ったのは。
今まで長くアイドルやってきたけど卒業は経験したことなくて。
ここで最後!って決めたよ。
ささおはアイドルがすきです。
すきです。
でもわからなくなるよね、この人生が正しいのか。
周りはもっとちゃんとしてて、
パンダのカバンもってるささおなんかより100倍大人。
好きで人生やっていけたらいいのに