『IT’S POSSIBLE』 (可能である)
「影は光を暗示し、挫折は喜びへの道を切り開く。」
歪んだ(ゆがんだ)鏡には歪んだ自分の姿しか映らない…
己の心が歪んでいると生き方にまでその歪みは表されていく。
魂のROCKERは
「心の中のものが外側にも表れる。」
と謳っている。
「どうしてこんなことに…なぜこんな不条理なことが…」、と
人は誰であれ、己の人生において予期しないことと対峙させられる時がある。
著書「夜と霧」の中でV.フランクルは、
「もうだめだと思える苦しい状況の中で人は精神的に何かを成し遂げるか、という
決断を迫まられる。不治の病に陥った時の病人が運命に毅然(きぜん)として向きあうことが
できるのは、その人の内面が外的な運命よりも強靭(きょうじん)だからである。」
と語っている。
しかし自分を取るに足りない凡人と思う者には、特殊な人だけがそのように強く振舞うことができると思ってしまう…
THE BIBLEには
「わたしが苦しみにあったのは良いことであった。それにより、その苦しみに勝る大いなる存在の愛がわたしの中に流れていることに気づかされた…
わたしはわたしをつよくしてくださる方によってどんなこともできる。」
とある。
人は全てがうまくいっている時よりも逆にうまくいっていない時の方が柔和になり、
へりくだることを学び、天から与えられている命の尊さを身をもって感じることができる。
あなたは弱い時にこそ強くなれる。
苦しむゆえにその苦しみに勝る愛に出会い、
嘆きに勝る慰めをえ、
挫折に勝る励ましを見出せる。
ヤコブは
「様々な試練に出会う時はそれをこの上もない喜びと思いなさい。信仰(信念)が試されると
忍耐が生じ、その忍耐があなたを神(本質)が本来想像した、魅力あるものへと
変えていってくれる。」
と語っている。
今日という日がピンチに立たされてもチャンスを見出せる日となりますように…
「無から有。不可能は可能へと変えられる。」
2020 年1月 24日 金曜日
アーサー・ホーランド