皆様こんばんは。

昨日、本日とハンドボールのインターハイ大阪府予選男子決勝で

悪質にも見える接触プレーが起こった問題について

テレビ朝日「モーニングショー」、フジテレビ「めざましテレビ」、

TBS「ビビット」、日本テレビ「スッキリ」、

フジテレビ「直撃LIVE グッディ!」、日本テレビ「ミヤネ屋」に出演し、

大変多くの反響をいただきました。

 

※どのような問題なのかについてはこちらをご参照ください。

 

以下、時系列に私の行動と考えたことを記します。

 

 

7/3(火)

 

テレビ朝日「モーニングショー」担当の方より

会社に連絡があり、折り返すとハンドボールの問題の件で

コメントをいただきたく出演をお願いできないかとの依頼があった。

 

ただ、別の方にも出演依頼をしているので

そちらがダメだった場合にお願いしますと伝えられた。

 

当日、19時から会食が入っていたため、

18時まで、遅くとも19時までであれば対応出来ますと回答。

 

その後、別の方のスケジュールが合わなかったので

改めてお願いしますと依頼されたので、出演を承諾した。

 

この時点ではどのような問題なのかほとんど把握していなかったので

ネットで検索するも、信頼性のある情報を見つけられず、

週刊現代に記事が掲載されているとの事だったので購入し、

内容を確認しようと考えるもテレビ朝日到着までに

雑誌を見つけることが出来ず、収録前の打ち合わせ時に

当該記事を読ませていただき、試合映像を見た。

 

記事には”第二の日大タックル事件”とのセンセーショナルな見出しが付けられており、

試合映像には、背後の選手に肘打ちをする選手が何度も映し出されていた。

 

記事と映像を見た時に私が感じたのは、

この肘打ちをしてしまった選手は

これからとんでもない事になってしまうだろうという事と、

この肘打ちを”第二の日大タックル事件”とするのは

違うのではないかとの思いだった。

 

※日大タックル事件についてはこちらをご参照ください

 

私は取材を通じてハンドボールを知らない方に

状況を的確に伝え、この問題に関わる

未来ある若者たち(浪商・桃山とも)に

過度な注目が集まったり、行き過ぎたバッシングが

されないようにしなければならないと考えた。

 

同じハンドボールという競技をプレーする仲間である

未来ある若者を守るのが大人の役割であり、

その役割が自分に回ってきたのだと思った。

 

もちろん、昨今のメディア事情を考えると

相当にリスキーだとは理解していた。

 

世間から見れば日大タックル事件で

加害者をかばうような話だからだ。

 

触らぬ神に祟りなし。

 

理解はしていたが、きっと想像もできないくらいの

孤独と恐怖を感じているであろう高校生を

我関せずと切り捨てることは出来なかった。

 

以下、当日の取材で私が質問されたことと回答である。

 

1.ハンドボールとはどういう競技なのか?

→ 走る、跳ぶ、投げるに加え、ボディコンタクトが認められた格闘技的要素を持つ球技

 

2.肘打ちをしている映像を見て、故意だと感じたか?

→ 故意ではあると思うが、自らがボールを持っておらず、

  なおかつ相手が味方選手を突き飛ばすという

  二分間退場の罰則を伴う反則をし、プレーが止まっている状況で

  ユニフォームを掴まれていることにストレスを感じ、離せよ!と

  振り払った際に思わず肘を入れてしまった、という風に見える。

  最初から背後の相手を傷つける意図はなかったのではないかと感じるが、

  無論、やってはならない行為であり、審判が見ていたならば

  反則を取られて然るべきである。

 

3.この肘打ちはどのような反則になるのか?また、罰則は?

→ 審判が見ていたならば、二分間退場、また、審判によっては

  一発で失格ととられかねないレベルの反則である。

  ただし、日大タックル事件のように前代未聞の反則ではなく

  互いに興奮状態である荒れた試合などではまま見られる反則である。

  今回の試合が高校生にとって一年で最も重要と言える

  インターハイ予選の決勝戦、互いに知り尽くした

  実力の拮抗したライバル同士の対戦ということを考えれば、

  各選手ともに相当な興奮状態になっていたと考えられる。

 (現に両チーム合わせて5度の二分間退場が記録されている)

  また、今回の反則は審判が見て、判定することが出来なかったが、

  直前に別の場所で二分間退場という重い罰則を伴う反則が行われ、

  罰則を受ける選手に注目し、選手とコミュニケーションを取っている状況で

  誰からも死角になっていたとしても仕方のない状況だったと思う。

  (もう一名の審判と試合全体を統括するテクニカルデレゲートも

  ハンドボールに採用されている段階的罰則(同一選手に警告二回で

  二分間退場、二分間退場三回で失格)の適用のため、罰則を受けた

  選手の背番号などを確認していたのではないかと思われる)

  審判も人間であり、全てにおいて完璧な判定を望むのは酷ではないだろうか。

  また、審判は良い判定をして褒められることは極めて少ないが、

  一度の過ちやミスで厳しい声を受ける大変な立場にある。

  ハンドボールのゲームをする上で審判は必要不可欠であり、

  審判に全ての責任を負わせることで審判のなり手がいなくなれば

  日本のハンドボール界にとって問題だとも考える。

 

3.首を押さえつけているように見えるプレーについてはどう考えるか?

→ 防御側の首を押さえつけられた選手は直前のプレーで

  攻撃側の選手を掴むことによって守っている。

  このプレーについてはルール内で認められたコンタクトであり、

  正当なプレーであるが、攻撃側の選手がボールを離してからも

  身体を離さなかったために攻撃側の選手が振りほどこうとしたのだと思う。

  ただし、前述の通り、両チームの選手ともに興奮状態にあり、

  感情的になっているため汚いプレーには見え、審判によっては

  罰則を伴う反則をとられても仕方ないと思う。

 

4.試合前日の反則予告動画についてどう感じるか?

→ 大切な試合に向け、相手チームの中心選手をぶっ殺す!

  やっちまいましょう!などという言葉を用いて

  SNSに投稿するということは紛れもなく問題発言であり、

  危機管理意識が低すぎると思うが、

  この動画での発言どおりに、この試合で選手が

  本気で相手の生命を奪いにいこうとしていたとは思えない。

  自らとチームを鼓舞するために相手チームの

  中心選手を守る→潰す→殺すのように

  エスカレートしていったのではないかと考えられる。

  この発言をもって殺害予告と断じるのはあまりに厳しいのではないか。

  もちろん、やってはならないことであり、以後このようなことが無いよう

  厳重な注意と指導が必要である。

 

5.全体を通して今回の件についてどう感じるか?

→ 今回の件は高校生にとって最も重要なインターハイ予選決勝の舞台で

  不運が重なった結果だと考える。様々なたらればがあった。

  もし、あの肘打ちが反則として然るべき罰則が与えられていたら。

  肘打ち直後もしくは試合直後に選手、チームが謝罪していれば。

  このような事態になる前に然るべき機関によって事態が収束していれば。

  肘打ちをしてしまった選手は確かにハンドボールのゲームにおいて

  罰則を与えられて然るべき反則を犯しており、直後に謝罪もしていない。

  肘が入っているのは人間の急所であるみぞおちであり、

  場合によっては重大な事故となる可能性があった危険な行為である。

  ただ、予告動画でぶっ殺す!やっちまいましょう!と言っていたのは

  肘打ちをした選手ではなく、肘打ちも相手の生命を奪おうとして

  実施したものではないと感じる。被害者のチーム、選手の悔しさや

  納得のいかない気持ち、憤る感情は重々理解出来るし、

  高校生だから、未熟だからといって全てを許すべきとは思わないが、

  このまま日大タックル事件と同様の扱いをすることが

  未来ある若者を批判に晒し、今後の可能性を狭めることを

  悪いことをやってしまったのだから仕方がない、で

  ばっさり片付けてほしくないと思うし、多大な影響力を持つ

  メディアの方には取り上げ方について考慮いただきたいと頭を下げた。

  

 

約一時間の取材の中で以上の見解を示した。

内容は他の録画取材でもほぼ同じである。

 

この日は取材後に会食へ。

翌日早朝から出張があったので少し早めに失礼し、帰宅した。

 

 

 

7/4(水)

 

8:07品川発の新幹線で出張のため8:00から放送の

モーニングショーを視聴出来ず内容をメールにて確認する。

 

放送での私の発言は以下の通り。

 

(ハンドボールとは?)

私は総合格闘球技と呼んでいるんですけど

格闘技要素が非常に多いスポーツですね

 

(肘打ちについては?)

まぁやりすぎですね 反則を与えられてしかるべき

2分間の退場というペナルティーが科せられるプレーだと思います

 

以上である。

 

事実のみを簡潔に述べており、

加害者を擁護する言葉は一つも無い。

 

正直、安堵した。

 

自分はリスクを犯しながらも

言うべきことはいったし、やるべきこともやった。

 

後は編集されたのだから仕方がない。

 

自分のせいではない。

 

そう、気持ちを切り替え、出張先で仕事に取り組んだ。

 

仕事の合間、メールやFBメッセージを確認すると

取材依頼の連絡が入っていた。

 

TBS「ビビット」、日本テレビ「スッキリ」、

フジテレビ「めざましテレビ」、日本テレビ「ミヤネ屋」、

誰もが一度は名前を聞いたことのある

民放キー局の看板情報番組である。

 

恐ろしくなった。

 

これは、いよいよ日大タックル事件のような

大ごとになるのではないか。

 

自分がモーニングショーの取材に応じたことが

このような事態を招いてしまったのではないか。

 

このまま取材依頼を断れば、今なら関係ないで済む。

 

この時点で私がメディアを通じて行ったのは

安全地帯から正論を振りかざし、加害者を責めただけだ。

 

恐らく、この期に及んで取材に応じる

ハンドボール関係者がいたとしても

同様の発言しかしないだろう。

 

それで、本当にいいのか?

 

未来ある若者を、数あるスポーツの中から

ハンドボールを選んでくれた若者を、

このままでは誰も味方になってくれないかも知れない

孤独な若者を残して、逃げ出していいのか?

 

悩みに悩み、覚悟を決めて、

全ての取材を受けることにした。

 

出張を予定より早く切り上げ、

TBS「ビビット」、フジテレビ「めざましテレビ」、

日本テレビ「スッキリ」の順に取材を受けた。

 

話した内容は前述の通りである。

 

帰宅後、自らのTwitterに以下の通り書き込んだ。

 

ハンドボールのひじ打ち報道について本日、フジテレビ「めざましテレビ」、

TBS「ビビット」、日本テレビ「スッキリ」の取材を受けました。

明日は日本テレビ「ミヤネ屋」に生出演(中継)予定です。

出演しなければ伝えられない事があると判断し、

全ての放送局で同じことをお話しました。ご覧ください。

 

通常、仕事や学校がある方が

見られる時間の番組ではないので、

録画して見てほしかったからだ。

 

誰に?

ハンドボールを愛する仲間に。

 

そして、友人に。

 

この時点で、私は自分の望む

加害者を擁護したと捉えられかねない

コメントが放送された場合、世間からは相当な

バッシングを受けるだろうと覚悟していた。

 

だから、ハンドボールをよく知る仲間や

私をよく知る友人が放送を見て

どのように感じるか知りたかった。

 

仕事や学校が終わった後に視聴してもらい、

率直な感想を聞きたいと思ったのだ。

 

 

 

7/5(木)

 

朝、まずはフジテレビ「めざましテレビ」が放送された。

 

(ハンドボールとは?)

ぶつかり合いは当たり前のスポーツですね

(肘打ちについては?)

間違いなくラフプレーだとは思いますし

ルールにのっとっていないプレーだと思います

 

以上。

 

モーニングショー同様、事実のみを簡潔に述べており、

加害者を擁護する言葉は一つも無い。

 

 

次に、TBS「ビビット」と日本テレビ「スッキリ」が

ほぼ同時刻に放送開始された。

 

TBS「ビビット」

(問題の試合について)

決勝戦なので

やはりいつもはできるような判断は

できていないところも見受けられましたね

入れ込みすぎの選手はいると思います

 

字幕スーパー

(左手をつかまれていた

右ひじを引いたことには問題も)

 

実演しながら

(左手を)こう持たれているのを(左手を)こう払ったのではなくて、

(右ひじを回転させ、背後の人にぶつけて)こうですね

はらってしまったことは選手が未熟だったというところはあります

アンスポーツマンシップってことで”2分間退場というのが妥当”

 

以上。

 

こちらも事実のみを簡潔に述べており、

加害者を擁護する言葉は無い。

 

 

 

 

日本テレビ「スッキリ」

(肘打ちについて)

高校生の決勝戦を鑑みて

2分間退場が妥当な判定ではないかなと

 

悪質な反則の場合は

1度の反則で失格もあり得る

 

それを選ぶレフリーもいても

おかしくないレベルの反則ではあると思う

 

字幕スーパー

(一発退場もあり得る

反則と指摘)

 

字幕スーパー

(Q(ひじ打ちは)故意か)

まあそうですね、故意は故意だと思う

プレーが止まっているにも関わらず

(ユニホーム)をしっかりと

持たれてるのを振り払うところ

ストレスがたまって離せよってやったのが

急所のみぞおちに入ってしまった

 

字幕スーパー

((接触行為の多い)

ハンドボールでは

よくある行為と指摘)

(相手を傷つけようという

意図はなかった)

 

以上。

 

肘打ちが故意ではあるが、相手を傷つけようという意図がないことと、

ハンドボールでは珍しくはない行為だと指摘している。

 

 

この放送を確認した上で13時55分放送開始の

ミヤネ屋の収録に向け移動。

 

私は、ここまで自分の目的である

ハンドボールを知らない方に

状況を的確に伝え、この問題に関わる

未来ある若者たち(浪商・桃山とも)に

過度な注目が集まったり、行き過ぎたバッシングが

されないようにするという目的が

果たされていないと考えていた。

 

話したことがメディアの編集により

伝えられていないと不満にさえ感じていた。

 

そんな状況について日本テレビ「ミヤネ屋」は

生中継で話が出来るので絶好の機会だと考えていた。

 

後に大きな間違いだと気づくのだが。

 

ミヤネ屋の収録の前にフジテレビ「直撃LIVE グッディ!」より

電話取材を受けてくれないかとの依頼を受けた。

 

タイトなスケジュールだったため、

日本テレビ内で許可をいただき

ミヤネ屋出演前に電話取材を受けることにした。

 

スタジオと生中継でつないでいただけるとのことで

受けたが、放送が始まると電話の音声が全く聞こえない。

 

仕方なくテレビ画面の音声を聞きながら会話するが、

タイムラグが出て、こちらの音声もよく聞こえていないようだ。

 

CMなどの時間に電波状況の良い場所を探し歩くものの

全く状況が変わらず、かなりのストレスを感じた。

 

最後の最後に少し電波状況が良くなり、

コメントをしたものの、番組の流れが全くつかめず、

伝えたいことも話せないまま自分の出番が終了した。

 

せっかくの編集されずに自分の話したいことを

そのまま聞いてもらえる機会を無駄にしてしまい

残念な思いと腹立たしい気持ち、次のミヤネ屋では

しっかりと未来ある若者を守らねば、という気持ちが強くなった。

(こちらについては突発的に収録が決まったため、

録画出来ておらず放送内容を確認出来ていない)

 

最後の日本テレビ「ミヤネ屋」、

私の出演部分は以下の内容だった。

 

 

宮根さん

(肘打ちについて)実際にどういう感想をお持ちですか?

 

そうですね。まず、この試合の背景を知ることが

必要だと思っていまして、これはインターハイ予選の

大阪府大会の決勝戦ですよね。高校生にとって

一番大切な試合です。これで勝つ負けるで

全国大会に行く行かないというところが関わってきて、

さらにいつも戦っている相手ですよね、相手の実力もよく分かっている、

相手の中心選手もよく分かっている、という場面で

起きてしまったということがまずひとつ。

その、問題となった肘打ちのプレーの前に

今言っていただいたとおり、桃山学院の選手が

浪商の選手を突き飛ばすというプレーがありましたね。

そのプレーに対してレフェリーが反則をとっていると。

で、これ一回プレーが止まっているところで、

まだ掴まれていたので、浪商の選手は左手を掴まれていたんですけど、

離せ!ということで(右肘を)、出してしまった、

というふうに私は思います。それが、故意か故意でないかと言えば 

振りほどこうとしたのは故意だと。で、ただ、

故意ではあるんですけれども、振りほどこうとして

当たってしまったのは故意だとしても、それを、殺してしまおうとか、

相手を傷つけようと思ったか、というところは

私は故意ではないと理解しています。

 

宮根さん

これ、あの、ハンドボールというのも

非常にコンタクトプレーですよね?

本当にゴールエリアでは、選手同士がぶつかるという

大変激しいスポーツであることには間違いないですよね?

 

そうですね。はい。

 

宮根さん

で、あの、正直、相手の袖を引っ張ったりとか

ということも特にゴール前では行われるんですか?

 

そうですね。もちろんユニフォームを引っ張るというのは

反則行為なんですけれども、まま行われているというのが現実です。

 

宮根さん

確かにおおたわさん、見てると左肘のユニフォーム、持たれてて、

プレーが止まってんのに、離せよ!っていうのには、見えますよね?

 

おおたわさん(総合内科専門医)

これまでの試合の流れで興奮していたのもあるんでしょうけど、

ただ、医学的にこれすごく危険で、特に若い子たちの場合は

胸骨、心臓の周りの骨が弱いんですね。

ここにドン!と入ってしまうと心臓振動症といって

死んでしまうことがあるんですよ。

このタイプのラフプレーというのは、試合の勝ち負け云々とは別に

やっぱりやらないでほしい行為ではあるんですよね。

 

宮根さん

つまり、離せよ!と相当、決勝戦ですから熱くなっている、

離せよ!って言うけれども、肘打ちをここ(みぞおちを指し)に

入れるっていう自体が

 

おおたわさん

すごく怖いこと

 

宮根さん

危ないということなんですよね。

で、これ主張が全然違うんですね。

 

 

(フリップを使用した対立する両校の主張の説明)

 

浪商高校

 

プレーについて

試合の流れの中で

ユニホームを持たれ

ボールのある方向に

向きを変えて振りほどいた

 

故意か

肘が当たったのは事実だが

故意ではない 偶然

 

 

桃山学院

 

プレーについて

左腕を掴まれているにもかかわらず

右肘が当たっており

「掴まれた腕を

振り払ったときに肘が当たった」

という説明は納得しがたい

 

故意か

偶然当たったものではなく

限りなく故意に近い

 

 

宮根さん

うーん、故意だという、あの、東さん、その

今、東さんの説明で大変よくわかったのは、

ユニフォームの左肘を持たれていて、

それ、プレーがもう止まっているんだから

もし、振りほどこうとするなら

(左腕を振り上げながら)やめろよ!ってやるのか、

もしくは左袖を引っ張りながら

いつまで持ってんねん、もうやめてくれや!

(右肘を振り上げながら)っていう両方の動作が

考えられますよね、僕らでも。

 

はい。

 

宮根さん

で、彼はこっち(右手を振り上げながら)

のほうをやったってことですよね?

 

そうですね、はい。

 

宮根さん

うん、ですから、これで、人を傷つけようとしたのか、

その潰してしまおうとしたのかというところは

そこまで踏み込んではいけない、というのは東さんのお考え?

 

そうですね。まあ、ゴールから近いところに半円のラインが

見えると思うんですけど、こちらの中には基本的には

ゴールキーパーしか入ってはいけないんですね。

で、一番この得点の確率が高いところで、

オフェンスとしては必ずここでボールを貰ってチャンスにしよう、

ディフェンスとしては絶対に守らなくてはならないところなので、

ものすごく、ハンドボールの中でもボディコンタクトが

とても多い場所であるということ、また、この、一点が、

まあ最終的には一点差の勝負にもなりましたけれど、

一点を争う試合だということ、で、やっぱり高校生は

まだまだ精神的には未熟です。ですので、このコンタクトのある

スポーツの時に入れ込みすぎてしまったというところとか、

いろいろとあると思うんです。で、ここでちょっと考えていただきたいのが

これが、もし、肘打ちがレフェリーにしっかりと見ていただけていて、

然るべき罰則を取られていたとしたならば、ここまでの問題に

なったかどうか。

 

宮根さん

そうですね。

 

さらにこのレフェリーにこれをしっかりと見ていろというのは

とても酷なことだと思うんですね。

 

宮根さん

ああ、これレフェリーは何人なんですか?

 

レフェリーは、コートの中には二名です。

 

宮根さん

二名で、やはりその二名が全ての選手を把握するというのは非常に難しいと?

 

いや、把握は出来るんですが、この時は、その前に、その直前に

このプッシングという反則で。二分間の退場を宣告してるんですね。

そうすると、このゴールから近いレフェリーがこの選手(反則を犯した選手)に対して

警告だよということを指摘しなければいけないんですね。

 

宮根さん

ああ、二名とられちゃうわけですね、レフェリーが。

 

そうですそうです、はい。

 

宮根さん

反則を宣言する人と、あとはちょっと二分間出ておきなさいという、

二人とられちゃうわけですね。

 

そうです、はい。

 

宮根さん

あー、なるほど。

で、あともう一つ、その、計画的であったのではないか、ということなんですが、

 

(フリップにて試合前のLINEの説明)

 

桃山学院によるとー

浪商のグループLINEで「ぶっ殺す」「やっちまいましょう」というようなやりとり

浪商選手がインスタグラムで実名を挙げて「殺す」という内容の動画を投稿

インスタグラムで「あしたの試合ぶっ殺す」「あいつですね」という動画を投稿

→試合前日には保護者や選手の耳に入っており 不安視していた

 

浪商高校によるとー

肘打ちをした選手はグループLINEの会話には参加しておらず

動画も撮影されたときに一緒にいなかった

不適切な発言をした生徒がいるというのは学校側の指導不足だと認識しております

 

大阪高体連はー

不適切ではあるが プレーと結びつけるものではないと判断

 

 

宮根さん

だからこの、文言だけ見ると、ぶっ殺す、とか、やっちまいましょうよ、

で、あいつですね、って特定しているってことなんですが、

まあ、これ、本村さんね、言葉だけ見ると非常に恐ろしいですけれども、

まあ、試合を控えている、それも決勝戦で、気合入れなきゃいけない、

だからまあ、血気盛んな高校生、未成年、それを勘案するとどうですか?

 

本村さん(弁護士・俳優)

まああの、言葉をそのまま受け取って、LINEのやり取りの中身自体をですね。

例えば、まあ、違法性があるとか、そういう言い方は

あまり適切ではないかも知れないです。

ただ、やはりあの、LINEのやり取り見てわかるように選手同士、

やっぱり何らかの意図、共有していた可能性は十分あるような印象は受けます。

 

宮根さん

言葉だけ見るとね。

これ、だから、東さんどうなんですか、気合い入れるためにというか、

相手がエースなんで、相手を完全にマークしようという意味でこういう

過激な言葉になったのか、高校生なんでね。東さん、どう思います?

 

そうですね、彼らは同じ大阪府のハンドボールをやっている仲間で

これまでも何度も対戦してきていると思います。どのような特徴なのか、

どういった選手なのか、お互いに分かっていて、それで、おそらく

選抜チームなどでも一緒にプレーしているはずなんですね。

 

宮根さん

ああ、そうか。大阪のね。

 

はい。その相手を、本気で命を奪う、という意味の殺す、という言葉を使うとは

僕は全く考えられないですし、もちろん悪いことです。もちろんそのような言葉を

遣うことは不適切ですし、ただ、これが、ハンドボールというのはコンタクトがあって、

マッチアップするスポーツなんですね。目の前のエースを自分が防ぐこと、

守ることが、チームの勝利に繋がり、それが、自分の夢である全国大会に繋がる、

ということを考えた時に、もちろん未熟です、もちろん未熟な表現ですけれども、

仲間内でやつをぶっ殺す、やつを守る、やつを守るというところが殺すというところに

変換していくというところも、いけないことですけれども、これはもう、

指導すればいいお話で、ここまで、世間一般に広げて、これだけの罰を

与えるということが、本当に適切なのかどうかというのは僕は疑問に思います。

 

宮根さん

ですからこれ、18時からでしたっけ?浪商会見するということなんですが、

まず春川さんこれね、日大のアメフト部の問題ってありますよね。

それと全く次元は違うものですよね?

 

春川さん(読売テレビ 報道局解説委員長)

まあまあ、高校生なので、これをもって刑事責任どうこうではないと思いますけれど

でもやっぱり私は実名を挙げて殺す、というのはね、もうちょっと深刻に考えたほうが

いいと思います。一番下にある高体連が不適切ではあるがプレーと結びつけるものではない

って書いてありますけれども、その考え方もどうかなと思いますね。

やっぱり直接結びつかないでしょうけど、やっぱり背景事情として

やっぱりあったと思うんですね。東さんもおっしゃったように、じゃあこれあの、

相手校の親御さんも知っていたくらいだったら、多分浪商の親御さんたちも

知っていた可能性もありますよね。そこで、指導したのかどうか、そのあたりも

含めて考えて方が良いと思いますね。

 

宮根さん

まあ日大の場合は監督の指示、コーチの指示、があったという風に言われている、

それから被害届も出ている、怪我もしている、ということですが、

まあ今回の場合は幸いにも怪我もなかった。被害届も今の所出ていない、

というところで、本村さん、これはまた別の問題で、高校生ということもあるし

考えなきゃいけないなと

 

本村さん

刑事事件になるかどうかということは、まあ、難しい判断になりますけれども、

やはりあの、前の日にそういうやり取りがあった、それを学校側、保護者、

監督らが認識していたにも関わらず、それを実際に万が一にも

そういうトラブルがないようにしなさい、という指示をですね、

当日にでもしなかったとしたら、やはり学校の責任というのは大きいと思いますね、僕は。

 

宮根さん

東さん、これ18時から浪商が会見をするということなんですけれども、

どういう会見になるか分かりませんけれども、

まだ未来のある高校生です。やっぱりその指導も必要。

プレーに対するこういうことが危険だという指導も必要である、

それから、例えば、LINEで、そういうことをやるということも、

きっちりやっぱり指導していく過程の中で

ちゃんとやってもらいたいなというところですよね。

選手の将来がありますから。

 

そうですね。

やはりリテラシーが足りない部分、また、自分の思いと言葉を

コントロール出来ない未熟な部分もあるんですが、そこはまだ高校生です。

彼らの未来をこの事件が活かしていけるんであれば良いんですけれど、

この事によって彼らの未来が閉ざされるようなことは

誰も望んでいないと思うので、そこらへんは周りの大人が、

しっかりとコントロールすべきかなと思います。

 

宮根さん

ですから、浪商と桃山とで、これちゃんと話し合って、

まあ選手同士も和解しているって話もありますけれども、

うまい形で収めてもらいたいですよね。

 

はい。

 

宮根さん

東さん、どうもありがとうございました。

 

ありがとうございました。

 

 

 以上です。

 

宮根さんの温かさには本当に救われました。

誠にありがとうございました。

 

 

 

この番組の放送中から、私のSNSにコメントが殺到しました。

 

そのほとんどが批判的なものでした。

 

私の今回のTV出演に関するTwitterへのコメント

 

驚きました。覚悟はしていたもののこれほどとは。

 

電話出演したフジテレビ「直撃LIVE グッディ!」、

日本テレビ「ミヤネ屋」放送まではこの件に関して、

ネガティブなコメントがほぼ無かったのですが、

加害者を擁護したと判断された瞬間にここまで叩かれるのかと。

 

そして、録画取材していただいた方々の心遣いを知りました。

 

誤解されるであろう私の発言を編集してくれたのだと。

 

私は、本当に未熟ですね。

 

しばし呆然とした後、次の仕事に向かいましたが

全く集中出来ませんでした。

 

そして、変な汗が出てきます。

 

周りが自分のことを見ているような気がして。

 

私は、もっと強い人間だと思っていました。

 

いじめられたこともあるし、

世界選手権直前に日本代表を外されたこともある。

 

中東の笛をキャプテンとして経験し、

現役選手として日本代表の

応援団長を務めた時にもバッシングを受けた。

 

チームを干されたことも、

夢破れて日本ハンドボールリーグから去ったこともある。

 

ちょっとやそっとの事では応えないと思っていましたが、

見知らぬ人からの罵倒がこんなにもきついものだとは。

 

もっと上手い伝え方があったのかも知れません。

 

準備不足もあったでしょう。

 

でも、今回の件について、

私は反省はしますが、後悔はしていません。

 

なぜなら、様々な経験をしてきた私より、

まだ若い仲間たちは、もっと辛く苦しく

寂しい思いをしていると思うから。

 

私は決して浪商の味方でも、

桃山の敵でもありません。

 

浪商が問題ないと言っているわけでもありませんし、

桃山にあれぐらい我慢してほしいと言っているわけでもありません。

 

繰り返しになりますが、私は今回の件で、

ハンドボールを知らない方に状況を的確に伝え、

この問題に関わる未来ある若者たち(浪商・桃山とも)に

過度な注目が集まったり、行き過ぎたバッシングが

されないようにしなければならないと考えて行動しました。

 

至らない点があった部分は真摯に反省しますが、

単なる殺害予告からのみぞおちを狙った肘打ちでは無い、

という点については、このような意見もあるということは

伝えられたのではないかと思っています。

 

私の夢はハンドボールをメジャースポーツにすることです。

 

今回のことで遠のいてしまったかも知れませんが、

遠のいたのならば、また一歩ずつ近づいていきます。

 

長文お読みいただき誠にありがとうございました。

 

そして、お世話になった皆様、

温かいお言葉をくださった皆様、

ご恩は一生忘れません。

 

2018年7月6日

東 俊介

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東俊介|あずましゅんすけ(元ハンドボール日本代表キャプテン)プロフィール

プロフィール画像

東 俊介(あずましゅんすけ)
生年月日:1975年9月16日
身長:191cm・94kg
血液型:B型
出身地:石川県金沢市

【経歴】
元ハンドボール日本代表キャプテン

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東俊介|あずましゅんすけ(元ハンドボール日本代表キャプテン)アーカイブス

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