２月７日から始まった+Gold Fishも昨日の公演で折り返し地点。大きな波に揉まれながら、あっという間に過ぎ去ったここ数日間のように感じます。揉まれながらも自分なりにもがいております。もがきマニアの僕としては最高の環境です。劇場で過ごす時間はスゴく新鮮で楽しい。昨晩は中日（なかび）ということでキャスト＆スタッフ全体の中打ち上げで皆さんでパーティー。残り６本、大切にペイトンを演りきりたいと思います。やっぱり本番の緊張感、サイコーです！

今回は皆さんにバックヤードを少しだけご紹介いたします。

まず劇場に入って最初にやるのは、ワタシ劇場にきましたよー、ということでこの札をひっくり返すことから始まります。



同部屋のSHOGO君、もう来てんのかー、KATSUMIさんとドリアンさんはまだだ、とか。キャスト以外にもバックヤードにいるスタッフは総勢７０名ほど。スタッフの皆さんのしっかりとしたサポートがあって、演劇は成り立っているわけです。改めてスタッフの皆様に感謝。



舞台から見た客席はこんな感じ。東京芸術劇場プレイハウスは今年１月に改装されリニューアルされ最新鋭の音響、舞台装置を完備した、すごく雰囲気のある素敵な劇場です。僕は言ったら「初めての野球する場所が東京ドーム」みたいなもんです。本当に光栄です。本番中は照明やら芝居やらで客席を見る事がほとんどないので、改めてこうしてみると芝居小屋としては本当に大きいですね。



ここはメイクルーム。最大４名のキャストが同時にメイクしています。キャスト同士＆メイクさん交え、毎日井戸端会議が行われておりますww。ペイトンは順番的に本番１０分前に仕上がるように時間設定されています。衣装を直前で着たい僕としては最高の時間設定！たまにバタバタするので、トイレとか歯磨きとかはその前に済ませておきます。



下手（しもて）ソデの役者別備品テーブル。上手には上手からデハケする時用のテーブルがございます。演出のスタッフの方が次のシーンに必要なものをここに配置してくれています。本番終了後に撮影しているので明るいですが、本番中はここは真っ暗です。間違って人の備品を持っていかないように注意しましょうw



下手（シモテ）待機所。置かれてあるモニタには舞台正面のカメラ映像が映されており、現在の芝居進行状況の確認などを行っています。出るタイミングをこのモニターで見たりしております。ここも本番中は基本的に真っ暗の場所。白い線から出ると一番上手の席のお客様からは見えますよ、という所謂「見切れ線」。つまり、この線を超えるとプレイオン！

まだ観劇されてない方もいらっしゃるので、今回のバックヤードのご紹介はこれまで！歌も演技もグッと胸に来る米倉さん、いつも優しく気遣ってくださる杏子さん、なるほど！と思う瞬間を一日に100個くらいくれる西田さん、芝居終わっても毒舌の美和ちゃん、下手待機所でモニターを見つめる眼が熱いIZAMさん、いつも笑いでみんなを和ませてくれる桑マンさん、楽屋でも舞台上でも凛としている素敵なKATSUMIさん、打ち上げでもダンディーなドリアンさん、ペイトンのお相手として芝居をリードしてくださる本名さん、顔合わせ初日から本気のセリフ読みでビックリさせてくれたAKINAちゃん、靴が異常に大きい古坂大魔王さん、何か気の合うSHOGOくん、稽古の帰りにいつもダメ出しをしてくれた松本さん。そしてバックヤードにいらっしゃるスタッフの皆様。

ありがとうございます。ワタクシ、もう最終日に泣ける準備は完了いたしました。

奇跡の組み合わせで集まったアーティストによる歌と演劇の融合、プレイライブ。本当に皆さまに観ていただきたいです！１６日まで公演は続きますので、まだご覧になっていない方は是非、劇場に足を運んでください！お待ちしております。