事業再生アドバイザーのお爺ちゃん
３月１９日。日曜日。
今日の東京地方は晴れ。
最高気温は１９℃、最低気温は５℃予想です。
暖かい１日でしたね。
今日も朝から一番町のオフィスで作業をしています。
ラジオ原稿はなんとか終わりました。後は何人かのリスナーさんからのメールを待つだけ。
ラジオコマーシャル用の文章も出来ました。
クリーニングも行ったし、ジム用のスポーツウェアも替えました。（笑）
先週の月曜日に、ベンチャーキャピタルから資金の入金がありました。
１年間、ほとんど眠れずにおにぎり屋さんの店員をやったり、
事後処理や掃除、それから秋からは資金繰りと事業計画書作りから
やっと開放された瞬間でした。
これからは前向きな仕事が出来ます。
この１年間、身体的にも精神的にも追い詰められていましたので
可能性が少しでもあれば、と色んな方にお会いして相談しました。
私も知り合いの社長に頼まれて
ベンチャーキャピタルの役員をやっていた時期もあり、
M&Aやベンチャーキャピタルのプロ、という自負もありました。
大体の投資案件について相談も受け、いくつもの案件への投資や事業再生に関わってきました。
今回、自身が投資してもらう側に立ってみて、
色んなベンチャーキャピタルや事業再生、M&Aの会社に行って見て分かった事。
それは「ほとんどのベンチャーキャピタルや事業再生アドバイザー会社が
金融の事や新しいビジネスモデルを理解できていない」
という事でした。
特に６０歳を超えた方はもう無理です。
でも小さなベンチャーキャピタルは、
６０歳を超えた方が社長をやっている会社も多いんです。
なに言ってるか分からない。（笑）
東大とか一橋大とか出ていても、理解できない方多いです。
一昨日お会いしたZという八重洲にある事業再生アドバイザーの会社の６０代後半の社長さんは
ベンチャーキャピタルからの出資のスキームがいくら説明しても理解できず、（簡単なスキームです）
ビジネスモデルの説明の前に激怒してしまいました。
私は証券会社にいましたので、金融知識があります。
ストックオプション、とか私募増資とか金融マンなら絶対知っているはずの知識が欠如している。
一流の金融マンなら、ちょっと話しただけで
「この人は優秀かどうか」
「知識があるかどうか」
なんてすぐにわかります。
知ったかぶりをしてもすぐにばれてしまいます。（笑）
そんな甘い世界ではないんです。
そういう方は、アドバイザーなんてやっちゃダメです。
知識やスキルのない専門家は「社会悪」なんです。
専門家だと思って騙されてしまい、ますます窮地に陥ってしまうのが眼に見えています。
証券会社にいた頃の上司を思い出しました。
その頃の上司や先輩も証券知識（新しいスキームなどの）がない方ばかりでしたので
何を言っても爆発的な成果が上がるまではバカにされ続けられました。（笑）
ですから「この人、知識ないなあ」とわかってしまうと
私の悪い癖で説明するモチベーションが下がってしまいます。
なんか悪徳高利貸しみたいでした。（笑）
「何パーセントの利息が出るんだ？」
「株式を発行する話なので利息はありません。利息は債券です。株は配当ですね。」
「で何か自宅とか担保になるものはあるのか？」
「だからお金を借りる話じゃなくて、新株を発行するという話をしているんです。
ビジネスモデルに投資する、とかは考えられた事はないんですか？」
Zという事業再生アドバイザーの会社、そういえば１部屋だけでおじさんしかいなくて社員も１人か２人。
多分、よくあるサラ金や闇金を紹介して上前をはねる（手数料を５％取る）
だけのビジネスなんだろうなあ、と思いました。
最後は怒鳴られながら苦笑いしながら退散。
「なかなか年配の方には理解できない方も多いんです。」
「でもM社長も、もう少し金融について勉強した方がいいですよ。」
とエレベーターの前でお伝えしました。（笑）
事業再生やっている金融屋さんは今までまともな人、会った事ありません。
事業再生を考えている方、私にご相談ください。（笑）
お金とか取りませんし、私の方が１００倍役に立ちます。
それでは。
今日も明るく元気に前向きに。
全力で頑張りましょう！
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