花散らしの雨
おはようございます。
4月9日。日曜日。
今日の東京地方は曇り。時々雨。
最高気温は18℃、最低気温は15℃予想です。
暖かくなってきました。
気温も最低気温が15℃ですので、
10℃を下回らなくなってきました。
土曜日から雨が降っていますが
満開の桜の「花散らしの雨」とならないことを祈ります。
「さ」とは神様。特に稲の神様の古代日本語。
「くら」とは、お立ち台。お立ちになる処の事。
ですから「さ・くら」とは
神様がお立ちになる場所の事です。
神様がお立ちになっている将にその時に
さくら、はピンク色の花を咲かせます。
古来の日本人は、桜の花が早く散ったらその年はあまり良くなく
なかなか散らなければ豊作で願いが叶う、と信じていました。
ですから、
「さ」神様。
「け」食べ物。
すなわち「さ・け」を桜の木の下で食べる、という神事を行いました。
さけを飲んで神様と「共に食べる」=「共食」をすることで
神様の心を慰め心安らかにこの場所にいてもらう、
という神事でした。
「さ」のつく日本語は実は多いですね。
榊(さかき)神様の「垣」(けっかい)
五月雨(さみだれ)神様の心が乱れることで降る雨
早乙女(さおとめ)神様も愛でるくらい美しい娘
などなどです。
東京の花見は今が盛りです。
何で日本人は、桜でこんなに盛り上がれるのだろうと
外国人観光客は、日本人の盛り上がり様を見に花見に来る人もいるくらいだそうです。
私も桜と聞くと、心浮きたち
花見と言うと、心躍ります。日本人ですね。(笑)
今年の東京の桜は3月21日に開花宣言をして
それから寒波がやってきたりしたので
まだ満開、散り始めですので、
かなり長い間咲いている事になります。
日本古来からの言い伝えでは
今年は「豊作」「願いが叶う」年になりそうですね。
そんな事を考えられるのも日本人だから。
そして日本の食文化に思いを寄せるからです。
日本人で良かった。
そしてフードアナリストで良かった。(笑)
それでは。
今週も明るく元気に前向きに。
全力で頑張りましょう。
写真は
ハチ公桜。
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