○○は伝染する?!
タイトルは「大規模な社会的ネットワークにおける32年間の肥満の伝播について」
(ぽっちゃり体型がトレードマークな我が家のジルさん。なぬ??とでも言いたげなお顔です…笑)
米国立心臓・肺・血液研究所(NHLBI)の主導によりマサチューセッツ州・フラミンガムで行なわれている有名な疫学調査『フラミンガム心臓研究(FHS)』の中で1万2000人以上を対象に32年にわたって計測を行なった結果に基づくデータなのですが、ある人が太ると、その友人たちが体重増加する傾向は57%高くなるそうです!(◎_◎;)
つまり肥満は伝染するという恐るべき結論…
しかも、家族・恋人・友人・職場の同僚etc.社会的関係性が近ければ近いほど確率が高まるそう。
(わわわわわー…だったらあたしが肥えたのは母さんのせいじゃないの?? )
また、2009年に米タイム誌の「世界で最も影響力のある100人」にも選ばれたニコラス・クリスタキス(米ハーバード大医学部・教養学部の教授で現役の医師)が、《肥満も幸せも全て”伝染”する》と説く著書をカリフォルニア大の政治学者と共同で出し、昨年話題になりました。
確かに、昼休みにいつもお菓子をつまんでいるような職場では感覚が麻痺しちゃうかも。
学生時代は痩せ体型だったはずの私が、医局に入った瞬間に本来あまり好まない差し入れのスイーツを食べるようになり…一気に太りました。
元の体型に戻すために大変な苦労をしているのはブログ読者さんならご存知の通り
見た目の問題はともかく、一定以上の肥満は健康を害するリスクが激増してしまいます。未来を見据えて今からコツコツ身体を鍛えて行くことが大切なわけです。
我が家のジルさんには無理ですが、人間は自分の意思でコントロール出来る生物ですから、思考回路から転換することがダイエットの近道とも言えますね。
環境って本当に大切!
美も幸せも伝播するようなクリニックにしたいなぁ!
美女のオーラルチェック、大歓迎です