村塚六四三
バカボン鬼塚氏が
吉祥寺で拾ってきたフォークシンガー。
70年代初期に
一瞬だけ人前に出て歌っていた
伝説的メッセンジャーを、
バカボン鬼塚氏がプロデュースして
蘇らせた。
その後、2010までに
2度だけホールコンサートを開催したが、
会場はおろか、
ステージ上も裸電球ひとつで暗く、
ほとんど姿を確認できないまま、
ただ、メッセージと歌だけがこだました
内容に、その会館から
出入り禁止となった逸話をもつ。
ただ、そのとき会場限定で出した
「宅録」というアルバムは、
100枚を10分足らずで完売させた。
その六四三を
また性懲りもなく
バカボン鬼塚氏が再生プロデュース。
もう人前で歌うのは嫌だと言う彼を、
3月11日に
北陸新幹線の駅が出来た雪深い町
飯山市でステージに立たせる。
いったい、六四三は今回
何を語り、どう歌うのか。
そして、私たちに何を残し、
投げかけてくれるのか。
怖さと期待感が滅茶滅茶に
交錯している。
これを見逃したら
次はもう無いかもしれない。
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♪いま僕が知りたいことは
友達と別れたあとの笑顔を
どのタイミングで真顔に戻すかです
ゆっくり、ゆっくり戻すべきなのか♪
村塚六四三 「僕が知りたいことは」より