東俊介｜あずましゅんすけ（元ハンドボール日本代表キャプテン）オフィシャルブログ

去る6月13日（土）、記念すべき第一回一般向け

ハンドソープボール体験会が開催されました。

「ハンドソープボール」とは

ハンドボールを元にした「ゆるスポーツ」。

「スポーツ弱者を、世界からなくす」を

テーマに活動している世界ゆるスポーツ協会の

数あるゆるスポーツの中の一つで、

僕はアンバサダーを務めさせていただいています。

ハンドソープボール

世界ゆるスポーツ協会

当日の様子は以下のブログにて

リポートしていただいておりますので、←丸投げ

僕からはなぜハンドソープボールの

アンバサダーを務めているのかについて

ご説明させていただきます。

スポーツイベントハンドボール編集部ブログ

僕はこれまで、大好きな

ハンドボールをメジャーにしたい、

そのためにはハンドボールが

ビジネスにならなければいけない、

そのためにはハンドボールに

お金や時間を遣う人を増やさなくてはならない、

そのためにはより多くの方にハンドボールを知ってもらい、

好きになってもらわなくてはならないと考え、

様々な活動をしてきました。

活動の中で最も重点を置いていたのは

いかにハンドボール未経験者の大人に

ハンドボールに触れてもらうかという事です。

以前にご紹介した「Fun-Do-Ball」などがそうですね。

2月に実施した「Fun-Do-Ball 2nd」では

約40名のハンドボール未経験者にご参加いただき

ハンドボールを楽しんでいただく事が出来ました。

参加者の中には3月に開催された

日本ハンドボールリーグのプレーオフを

観戦にいらしてくれた方もいました。

僕はハンドボールに興味のない方々へ

アプローチ出来たという点で満足していました。

しかし、「ゆるスポーツ」はさらに凄い。

ハンドボールどころか

スポーツ全般に興味がない方々にも

アプローチする事が出来るのです。

僕が世界ゆるスポーツ協会の

澤田智洋代表と出会ったのは昨秋でした。

友人に「新しいハンドボールを創りたい」

と言う人がいると紹介され、お会いしたのが最初です。

僕と澤田さんとの出会いやその後については

こちらをご覧いただきたいのですが、←さらに丸投げ

試行錯誤を重ねた末に出来上がったのが、

ぬるぬるのハンドソープをつけてプレーする

ハンドボール、「ハンドソープボール」です。

これ、単なるダジャレありきの

ふざけたスポーツかと思えば大間違いです。

ボールを極端にすべりやすくする事で

ミスする事が当然となり、ミスが怖くなくなる。

（何ならミスする事でみんなが笑ってくれるので嬉しい）

ドリブルが出来ないので運動神経の良い人が

一人でボールを運んでいく事がない。

ボールを力強く握れないので

速いシュートが打ちづらく、ＧＫが怖くない。

ボディコンタクトが禁止で

ボールのスピードも遅いので

老若男女が一緒にプレー出来る。

長い距離のパスはミスする可能性が大きくなるので

短いパスをつなぐ事になるため意外と運動量が多い。

などなど、スポーツとしての完成度も非常に高いのです。

お世辞抜きで澤田さんは天才だと思います。

また、「未経験者向けのハンドボール体験会開催」では

スポーツに興味が無い方はピンと来ないでしょうが、

（スポーツ好きの方でも参加までのハードルは高いでしょう）

ゆるスポーツ・ハンドソープボール体験会開催」となると

スポーツに興味が無い方やメディアの方々の食いつきが違います。

単純に面白そう、やってみたいと思いますよね。

また、ハンドソープボールをプレーする際には

まずハンドボールを体験していただいています。

ハンドソープボールを通じて

ハンドボールに触れていただく、

興味を持っていただく事が出来るのです。

これをすでにトップリーグから引退してしまった僕ではなく、

現役のトップ選手が実施すれば、きっとトップリーグや

日本代表にもより興味を持ってもらえるはず。

今回の体験会にはテレビ局三社、大手新聞社三社が

正式な取材にいらしていましたし、これまでにも

地上波で何度も取り上げられたハンドソープボール。

愛するハンドボール普及のため、

これからも積極的に関わっていきたいと思います。

興味のある方は是非次回の体験会にご参加くださいね！

最後になりますが、ご一緒させていただいたスタッフの皆様、

参加者の皆様、取材にいらしていただいた皆様に心から感謝致します。

お忙しいところ誠にありがとうございました！