柏レイソル優勝に添えて
「我が」、と言っても柏市を出て東京に暮らし、十年以上経った今でも柏レイソルを応援させてもらっている。
「故郷を応援すること」は自らを応援することである。
恵まれていることを忘れ、誰かや何処かを羨んだりしたこともあった。サッカーを応援することは人生をもう一度理解する事と同じである、と今夜は素直に言える。
千葉で中学高校という多感期を過ごし、柏駅東口デッキのベンチで初めて女の子の肩に手を回そうとドキドキしていた自分を思い出す。そう、柏は僕にとって大切な場所なのだ。
今年、一年レイソルの試合を見ていて思ったことは「逆転する強さ」がいつどこで宿ったか、という事だ。
選手誰もが点を取る事に貪欲になってくれているチームを応援させてもらえることはサポーターにとってもこの上に無い喜びでもある。これからも良い意味で僕らをドキドキさせてくれるクラブでいて欲しい。
やったね。ホントに!選手の皆さん、フロントスタッフの皆さん、サポーターのみんな!僕らやったね!