ダイエット中気になるカロリー。カロリーっていったい何?
78kgからマイナス24kgのダイエットに成功したトータルダイエットカウンセラーの大西ひとみです。
近年はダイエットにカロリーカウントはナンセンスだとか、カロリーを気にしすぎるとダイエットはに失敗しやすいとかいろいろ言われています。
私も、カロリーカウントするダイエットをオススメはしません。でも、カロリーはダイエットに全く関係ないというわけでもないのです。ただ、同時にカロリーカウントが最も効率の良いダイエット法ではないことが理解してもらえたらと思います。
ダイエットをする上で「カロリーとは何か?」という意外と理解されていないカロリーについてお話ししたいと思います。
ダイエットを気にする人は特に「カロリー」という言葉を耳にしたことがない人はいないと思います。
でも、カロリーには
□食べ物のカロリー
□運動した時のカロリー
□体を動かすことで消費したカロリー
などカロリーと言っても様々なカロリーが存在します。
<カロリーっていったい何?>
カロリーとは体のエネルギー収支を把握する手段で、エネルギー摂取量と消費量がほぼ同じであれば、基本的には体型が維持出来るという考えになります。
ところが、エネルギー摂取量が消費量を上回ると徐々に超過分が細胞内に脂肪として蓄積され、体重が増えるということになります。
その逆で、エネルギー消費量が摂取量を上回れば体重は減ることになります。
このエネルギーを測定するためにカロリー(kcal)という単位が使われているのです。
食べ物に対して使われているカロリーは1kgの水の温度を1℃上昇させるために必要なエネルギー量と定義されています。
すべての食べ物にはカロリーがあります。食べたものは消化され体内に蓄えられ必要に応じて放出されます。
放出するエネルギーは主に3つの目的で使われます。
①消化
②運動(体を動かすすべての行動)
③臓器や組織の基本機能
エネルギーの中で最も多く使われるのが③臓器や組織の基本機能です。これが基礎代謝と呼ばれるものになります。
<なぜダイエットにカロリーが最も重要ではないのか>
ここがとても重要です。食品のカロリーは食品に含まれているカロリーであって、実際にその食べ物を食べて摂取できるカロリーとは異なります。
例えば、セロリのように食物繊維の多い食べ物は消化吸収に多くのエネルギーが必要なので、セロリを食べて摂取する実質的なカロリーはごくわずか。ところがセロリと同じカロリーの量のポテトチップスになると消化吸収にセロリほどのエネルギーを必要としないので太りやすくなります。
つまり、食べ物の種類によって同じカロリーであっても太りやすいものと太りにくいものがあるということです。
また、同じ食べ物であっても、人によって摂取・消費カロリーが違います。それは消化する酵素の量や体内バクテリアの種類、腸の長さなどによって食物から吸収できるエネルギー量が少しずつ違うからです。
カロリーは分かりやすく便利な指標ですが、どれだけのカロリー摂取をすれば痩せられるかは人によってそれぞれ違うことから、カロリーカウントをするダイエット法は最も効率的なダイエット法でないと見なされるようになったのです。
<ダイエットとカロリー>
ダイエットをする際に意識することは、その食べ物のカロリーを知った上で、自分の身体がどう反応するかということです。
基本的にカロリーが高い食品は太りやすいですが、必ずしもそうではない場合があります。
自分の身体の反応に意識をフォーカスすると無理せずダイエットを成功できる近道になると思いますよ。
See you…
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