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4.気持ちの持ち方は癖である(1)

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 自分が持っているモノを考えて喜ぶよりも、自分に欠けているモノを考えて悲しむ。みなさんは思い当たる節はありますか?

 

 以前の私は、ITの中できちんとした得意分野があるのに、苦手分野があるという状況にどうしても悲観してしまう傾向がありました。私の苦手分野を得意とする人に対して、随分と羨望のまなざしを注いでいたものです。

 

 あるとき、そんな私を見て、友人のITライターがアドバイスをくれました。

 

「大村さん、その考え方は改めたほうがいいよ。欠けているモノを悲観するより、持っているモノに感謝するほうが建設的だよ」

 

 この彼のアドバイスのおかげで、その後の私は、「得意分野にさらに磨きをかけよう」という前向きな姿勢で仕事に取り組めるようになりました。もちろん、それでも苦手分野が頭をよぎることはありましたし、苦手分野を避けて通れない現実もありましたが、少なくとも、苦手分野があるという状況に対して悲観する気持ちだけはなくなったように思えます。また、この心境の変化は、私がミリオンセラーライターになれたことと決して無関係ではないと認識しています。

 

 さて、その彼は、もう一つ、重要なことを教えてくれました。それは、気持ちの持ち方は、貧乏ゆすり同様に「癖」であるということです。

 

「よし、貧乏ゆすりをするぞ」と思って貧乏ゆすりをする人はいません。癖とは、何かの拍子に無意識に習慣化してしまった再現性の高い行為や思考のパターンです。であるならば、意識的にそのパターンを変えようとすれば、再現性は徐々に低くなり、やがては再現しなくなります。

 

 

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大村あつしプロフィール

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大村あつし

1996年8月にエーアイ出版より『Excel95で作るVBAアプリケーション〜 VBAで作る販売管理システム〜』でITライターとしてデビューしたが、2007年6月にゴマブックスより出版された『エブリ リトル シング〜人生を変える6つの物語〜』で小説家に転身。まだ、IT書籍の執筆は一部、続けているが、現在の活動は小説が中心となっている。

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