[gtranslate]

ソフィア・ケニン、大大大金星!アシュリー・バーティーを撃破!(全豪オープン2020)(女子テニス356)

 

 

全豪オープンも大詰めの準決勝、ソフィア・ケニンが世界ランク1位、地元オーストラリアのアシュリー・バーティーを破りました!

 

 

無題 

 

 

ちょっと話が横道にそれますが、よほどの女子テニスファンでないと知らないクリスティーナ・ムラデノビッチというフランス人プレイヤーがいます。

 

 

彼女は、地元の応援、そして観客席の声援を力に変えることのできる選手で、実際に全仏オープンでは120%の力を発揮します。

(ちなみに、フランス人の地元びいきはアメリカよりもひどいです)

 

 

しかし、そうした期待が逆にプレッシャーになってしまう選手、もしくはそうした状況というのもやはり存在します。

 

 

この試合、バーティーがプレッシャーを感じていたのかは正直わかりません。

 

 

暑さが原因だったのかもしれませんし、6試合目にして蓄積疲労があったのかもしれません。

 

 

ただし、はっきりしているのは、バーティーはラケットが振れていませんでした。

 

 

結果、氷の上を滑るようなバックハンドスライスは影を潜め、ケニンはバーティーのスライスをまったく苦にしていませんでした。

 

 

これが、バーティーの敗因の1つだと思います。

 

 

それでも、バーティーはサービスは絶好調でした。

 

 

実際に、4ポイントすべてサービスエースという信じられないゲームまでありました。

 

 

ところが、このバーティーのサーブが1stセット後半から確度が落ちました。

 

 

とにかく、大切なところで1stサーブが入らない。

 

 

そして、そのままタイブレークに突入。

 

 

僕は、バーティーの1stサーブがあと1本でいいのでタイブレークのときに入っていたら、バーティーが1stセットは取っていたと思います。

 

 

それくらい際どい1stセットでした。

 

 

しかし、この際どいセットを落としても、メンタルを落とすことなく、バーティーは2ndセットに入って調子を上げてきました。

 

 

このあたりが、さすが世界ランク1位ですね。

 

 

スライスも伸びていましたし、ケニンの中ロブにも対応し始めました。

 

 

そして、ブレークをしたわけですが、ケニンもメンタルを落とすことなく必死に食らいついていきました。

 

 

途中で、精密機械のようなケニンのショットが狂う時間帯もあり、正直、2ndセットはバーティーが取ると思いました。

 

 

しかし、ケニンは粘り、バーティーは完全には突き放せませんでした。

 

 

結果、1stセットの再来のように、またまたバーティーのサーブが不安定になります。

 

 

ダブルファーストの反対でダブルセカンドと言ってもいいと思いますが、1stサーブからただ入れに行くだけのサーブ。

 

 

完全にダブルフォルトを恐れていました。

 

 

そして、こんなバーティーのサーブを、今大会絶好調のケニンが見逃すはずがありません。

 

 

終わってみれば、ケニンが終盤に追いついて、そのまま勝ち切りました。

 

 

それにしても、ケニンの中ロブのコントロールの良さは神がかっていますね。

 

 

バーティーも、ほとんど自分のヒッティングポイントに呼び込むことができていませんでした。

 

 

こうなりますと、ケニンの決勝の相手は是が非でもガルビネ・ムグルッサになって欲しいです。

 

 

恐らくですが、ムグルッサ相手ならケニンが勝つでしょう。

 

 

ケニンの中ロブをムグルッサがふかしまくるシーンが今から頭に浮かびます。

 

 

このブログを書いているときには、すでにムグルッサとシモナ・ハレプのどちらが勝ったのかの結果は出ているのですが、その試合は明日、時間があったら観ます。

 

 

いずれにしても、土曜日は予定をあけてあるので、ケニンのグランドスラム初優勝を全力で応援します(*^^*) 

 

 

テニス好きの方はポチッとお願いします→ にほんブログ村 テニスブログ 女性テニスプレーヤーへ 

 

 

→ 最初へ     → 次へ

 

 

『しおんは、ボクにおせっかい』

 

  うずくまって泣きました(読者レビュー)

 

20200117-1

 

→ Amazonへ

 

 

主人公が日本に女子テニスを広めるために奮闘する
投稿サイトで1位を獲得した「LINE感覚で読める」
まったく新しいジャンルの“自己啓発恋愛小説”

仕事もプライベートも冴えない日々を送っていた雄大。
そんな彼のもとにかつての幼馴染しおんが突如現れた。
14年ぶりの再会に喜ぶ雄大だが、
近況を語る彼の言葉にしおんは顔をしかめる。
そして彼女は雄大が幸せになるための「法則」を語り始めた。

ときに切なく、ときにコミカルに、二人の男女がおりなす、
読むだけで成功体質が身に付くサクセスストーリーの決定版!

 

コメント (3件)

現在、この記事へのトラックバックは受け付けていません。

  1. 大村さん、あまりにも遅いこのタイミングになりますが、ウォズニアッキ引退しましたね。

    そしてウォズニアッキをねぎらう動画がありましたが、当然シャラポワだけいなかったですね。

    やはりこのまま犬猿の仲でいくみたいですね。

  2. 大村さん、まずはケニンはいっぱいいっぱいのテニスを続けていますが、モチベーションの高さでパフォーマンスの低下を最小限にして頑張り見事な試合運びでしたね。

    スコア以上にきわどい試合でしたが、バーティーの敗因としてはやはり全豪前週のプレミア大会がシドニーからアデレードに変わりましたが、そこでシードで4試合で優勝したダメージがここにきて地味に響きましたね。

    やはり3週間に渡って調子を維持する難しさはいかんともしがたいですね。


    そして決勝の展望ですが、大村さんがこのコメントを見ているときには自分のムグルサ考察を見ているものとして話をすすめますが、正直ハレプだろうがムグルサだろうがケニンの難易度としてはそう変わらないか寧ろムグルサのほうがタフなると思います。

    ムグルサのことについてはnoteのほうで詳しく書いてますので省きますが、今のムグルサは簡潔に言ってパワーテニスを極めた状態にあるといっていいと思います。

    自分の率直な印象としては初期のウィリアムズ姉妹、全盛期のシャラポワを彷彿とさせますね。

    特にムグルサはシャラポワを意識しているようにしか思えないのでテニス含めて尚更感じますね。

    大村さんのケニンがテクニックでムグルサを翻弄する展開を想像されていますが、それはムグルサと互角にパワーで打ち合う前提になると思います。

    つまりパワーでムグルサにおされてしまうと、ケニンのテクニックは不発に終わる展開なんてのも充分考えられます。

    こればっかりはしょうがないですけれども、ケニンはセレナか大坂なおみとやっていれば対ムグルサの対策もたてやすかったと思いますけれども、もしセレナや大坂なおみとあたっていれば決勝進出できたかどうかは難しかったわけでなんとも言えないところですね。

    そしてパワーとテクニックがぶつかる構図はまだまだ女子テニス名物ですね。


    いつかはパワーとテクニックを併せ持ったオールラウンダー同士のハイレベルな決勝を見て見たいものですね。

    • ムグルッサが、馬鹿の一つ覚えで130Kmのフォアハンドウィナーから、
      アプローチショット&ネットプレーに変えてきているので、
      僕も正直なところ、勝敗は読めなくなりました。

      まぁ、ケニンが負けたらブログは書きませんので、
      このコメントで全豪オープンが終わる可能性が出てきましたね。


コメントする

Diamondo Blog イチオシ芸能ニュースもっと見る

ピックアップブロガーもっと見る

インタビュー特集もっと見る

 

大村あつしプロフィール

プロフィール画像

大村あつし

1996年8月にエーアイ出版より『Excel95で作るVBAアプリケーション〜 VBAで作る販売管理システム〜』でITライターとしてデビューしたが、2007年6月にゴマブックスより出版された『エブリ リトル シング〜人生を変える6つの物語〜』で小説家に転身。まだ、IT書籍の執筆は一部、続けているが、現在の活動は小説が中心となっている。

プロフィール詳細 »

読者になる

このブログの更新情報が届きます。

無料で読めるweb小説

小説を読む
ブログモバイル版

携帯ではこちらのQRコードより ご確認ください

http://www.diamondblog.jp
/official/omura/

大村あつし最近の記事

大村あつし

大村あつしアーカイブス

大村あつしカレンダー

2020年1月
« 9月   2月 »
 12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031