七年頑張って来た学園だ
先日の学園祭には
野球の古田さんを講演会に呼んで
生徒たちは
10周年に向かって気合いが入っていた
明治時代の合掌造りの屋根は
今では修復不可能だという
取り壊すしかないのか
社会の荒波や汚れに弾き出された人間が
綺麗なハートを取り戻して生きている学園を
なぜ
神様は燃やしたのだろう?
この厳しい状況にも
きっと何か意味があるのだろう
長岡先生の笑顔が
そう思わせてくれたのが
救いだった
生徒が学園祭のために集めた
1000人を超す笑顔の写真が燃えた教室の中で
奇跡的に無傷で残っていた壁を見て
やがて訪れる学園の春を
待ちたいと思う
必ず来ると信じて