RELAX（リラックス）
『心が騒いで落ち着かない時は
自分に｢リラックス…｣と
囁(ささや)いてあげるといい…』
生きていれば
壁(かべ)にぶつかることはある。
絶望感にさいなまれ、
「もう、だめだ…」
と意気消沈することだってある。
娑婆とは、平和のない
忍耐が求められる世界をいう。
｢がんばれ｣といわれて、
それが励みになる者もいれば、
逆に｢もう、これ以上がんばれない…｣と
落ち込む者だっている。
事業を始めたころは夢と情熱があり、
やっていることが楽しくて、
これこそ自分に向いていると
確心していたのに、
何時の間にか喜びは消え、
人間関係も上手く行かず、
感謝の言葉も出なくなり、
周りの人にまで怒り心頭に発しては、
自責の念にかられる日々を
送る様になってしまっている…
｢忙しい…｣とは
心を亡くすと書くが、
只、忙しく働いていれば
いいのではない。
人に少しでも
「幸せを届けたい…」
という意気込みは消え、
どれぐらいの利益を得たのか…
どれほどの人が買ってくれたのか…
という数字に支配される余り
微笑むことを忘れ、
眉間(みけん)にしわを寄せては
人に当たり散らし、
あげくのはてに
失望感を抱いてしまうありさまである。
自分あっての仕事であり、
自分あっての人生である。
魂のロッカーは、
「生きることに於いて
一番大切なことは
心と思いと知性と力をもって
大いなる方を愛し、
また、自分自身を愛する様に
あなたの隣人(りんじん)を
愛すること…」
と語っている。
自分を愛せない者は
周りの者を愛して行く力は
湧いては来ない…
また、自分を愛して行くには、
自分自身が大いなる存在によって、
無条件に愛されていることに
気づくことである。
THE BIBLEには、
「静まって
わたしがあなたを愛してやまない
存在であることを知りなさい…」
とある。
今日という日があなたにとって、
しばし立ち止まって、
自分が愛されていることに
気づける日であります様に…
『忙しさの中で
何も彼も分からなくなった時は、
間をとって
リラックスしてみることだ』
アーサー・ホーランド
2017.2.8
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どうぞご覧ください。
