REALIZE(気づくこと)
『たわごとやうわごとよりも、
人の徳を高める言葉を
掛けてあげるといい…』
人はGOSSIP(ゴシップ)
すなわち、己を棚(たな)に上げて、
誰かのうわさ話をするのが
好きな様である。
要するに、
人が何をしているのかと
干渉するのが好きなのだ…
周りの人たちに対して、
「ああだ… こうだ…」
と誹謗中傷しながら
自分はそうではないことに
安心している。
然れど現実は、
人のことが気になるというよりは、
自分の人生の行方(ゆくえ)が
定かでないことへの
不安のあらわれなのである。
魂のロッカーは、
「自分自身を大切にする様に
あなたの周りにいる人を
大切にしなさい…」
と謳っている。
人を大切にできないのは、
また、思い遣りをもって
見ることができないのは、
自分自身に対して
「思いやる」ゆとりがない証拠でもある。
心に満ちているものが、
その人の表情、また仕草、
そして振る舞いに
あらわれてくるのである。
心は不思議なもので、
自分の凝り固まった思考と繋がっていて
その無意識な思いも
知らず知らずのうちに
己の口からでてきてしまうのである。
悲しいのは、
その人自身がその事に気づけずに、
己の野暮な姿を
曝(さら)け出してしまっているのだ。
THE BIBLEには、
「愚か者は悟ることを喜ばず、
ただ、自分の意見を
言いあらわすことを喜ぶ…」
とあるが、
そんなあなたを価値ある者と見なし、
自らのいのちを
十字架の上でささげてくれるほど、
あなたが高価で尊い存在であることを
身をもってあらわしてくれた
JESUSのあなたへの思いやりを
心に受け止めるといい…
其処から自分に対しても、
また、周りの人たちに対しても、
抱く思いやりの度合いに
変化が起きるに違いない。
今日という日がそんな変革が
あなたの中に起きる日となります様に…
『人を思いやれないのは、
己を思いやれないからだ…
あなたを今、
思いやってくれている存在に
気づくことである』
アーサー・ホーランド
2017.6.1
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