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『SILENCE』(静かなる時)


「心を静める者は

   己を、また人を大事にする」


自然のなかにひたっていると

言い様のない安堵感にみたされる。


「忙しい」とは

心を亡(な)くすと書くが、

忙しい浮世では己の存在感さえ

見失ってしまう


娑婆(しゃば)、すなわち

平和のない忍耐(にんたい)が

求められる世にあっては

人はどうでもいいことに執着し、

何が一番大切なのかが見失われ、

心が飢え渇(かわ)き、

萎(な)えてしまうのである。


夏目漱石は

「浮世の匂いが毛穴(けあな)に

   染(し)み込み体が垢(あか)で

   重(おも)くなる

と著書の中で表現している。


また

「智に働けば角が立つ

   情に棹(さお)させば流される

   意地を通せば窮屈(きゅうくつ)だ

   とかくにこの世は住みにくい

と己の胸中(きょうちゅう)を

吐露(とろ)している。


人は蟻塚(ありづか)に

群(むら)がる蟻(あり)の様に

忙しい都会の

コンクリートジャングルの中で

己がどこから来て

またどこに向かって行くのか

そして何のために生きているのか

という答えも見出せずに

懸命に働いている。


THE BIBLEには

「神(大いなる方)は天地万物を

   六日で創造され、七日目に

   安息(あんそく)をとられた

とある。


こよみのカレンダーにある

日曜の休日の由来(ゆらい)はここにある。

休日とは忙しい日々の生活に

間を取ることを意味する。


主観的に生き、

自己中心になってしまう己に対して

客観的(きゃっかんてき)な視野を持つことは

あなたが神に創られた

傑作(けっさく)として

生きて行く故で大事な事である。


「静まってわたしがあなたを

   愛してやまない神であることを知れ

ということばもある。


魂のロッカーは

「すべて重荷を負って、

    疲れている者は

   わたしのところに来なさい

   わたしがあなたを

   休(やす)ませてあげよう

とあなたに語ってくれている。


今日という日があなたにとって、

しばし間をとって休息を

あじわえる日であります様に


『間をとるだけで

   心は新鮮(しんせん)さを

   とりもどせる』


アーサー・ホーランド

2019.7.7



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アーサー・ホーランド
生年月日:1951年9月27日
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