調整完了
本日の調整ランで、一応東京マラソン前のラン計画は全てコンプリートしました。水曜、木曜、金曜、土曜とオフをとって(前日は3kだけジョグする予定)しっかり筋肉の疲労を取って、ゆっくりと体をいいコンディションに持っていければ!と思っております。何人かの方にコメントしていただきましたが、僕は「何故走っているのか?」ということについて少し人生を振り返ってみたいと思います。
小学生の頃は、かなり肥満児だったものですから運動は全般的にダメでした。どちらかというとイジメられる方でしたので、運動会のカケッコともなると毎年ビリで「走る」というが苦手でした。中学に入って水泳部に入部、体力はついてきたのですがやっぱりランは苦手。筋トレも苦手。高校からはテニス部。ここでもボールを追いかける体力はあるんだけど「ただ走る」のは苦手。ずっと走ることに対する苦手意識があったのです。
それから時は流れ、20代も終わりかけていた頃でしょうか。割と大きなキズを残した失恋の後、元気のない僕を慰めようと近くの公園に友人がキャッチボールに誘ってくれました。久々に青空の下で体を動かして少しだけ気が晴れたのを覚えているのだけど、その時の公園はランニングコースがある大きな公園でキャッチボールを終えた友人の一人が「ちょっと一周走ってくる」と言ってゆっくり走り始めたんです。なんとなく「あ、じゃ俺も行ってみようかな」という雰囲気になり、みんなで走ったんです。一周2キロ、歩き出しそうになる仲間に声をかけながら完走したその一周「たった2キロ」のランから僕のフルマラソンへの道は始まったのです。
失恋の痛手を引きずりながら走っていた最初の頃。自分の呼吸と足音と鼓動と風の音を聞きながらひたすらに走る。そしてやがて走ること自体への楽しみを感じ始めました。木々の間の木漏れ日が自分にエールを送ってくれている気がする(イっちゃってる状態)一周2キロのコースにひいひい言っていた自分が、もう何周も走れるようになって、ついに初の草駅伝レースへ出場!遅いながらも自分だけの公式なタイムが出て、来年も出場しようと心に決めました。
それから数年、2006年12月3日那覇マラソンにて人生初のフルマラソンに出場。5時間12分14秒。2007年2月18日第1回東京マラソンに出場4時間56分。
そして今度の日曜日は久々の東京マラソン出場。もしかしたら今までで一番追い込めたかもしれない。ズバリ目標タイムはサブ4.5。サブ4.5の意味はまた次回に。