チャリティーサッカー2013ふれあい活動”グリーティングDAY”に想う
こんばんは!マイナゴー井上です。
今日は仙台からのレポートです!
「日本プロサッカー選手会 チャリティーサッカー2013」(http://www.giravanz.jp/news/2013/12/-jpfa-1.html)が27日と28日の2日間に渡って開催されており、今日27日は、日本プロサッカー選手会(JPFA)の選手による「ふれあい活動“グリーティングDAY”」が行われたのでした。東日本大震災で被災された地域から今年は4会場にを43名の現役選手と8名のOB選手が慰問し、サッカー教室を行ってきました。私は、ギラヴァンツ北九州が誇るワンダフォー松本こと松本拓也選手が訪問した、名取市立第一中学校へ着いていきました。
出発前、参加のサッカー少年たちへプレゼントするため、色紙に魂込めていました。
松本選手が参加した名取中会場では、約120名の小学生が凄く楽しみに選手達を待っていました。
この表情を感じて下さい。子どもたちには誰が行くかは事前に明かされず…選手登場!JリーグOB城 彰二さん、安永総太郎さん、千葉直樹さん、JPFA選手、日高選手(札幌)、遠藤選手(鹿島)、加藤選手(浦和)、梅崎選手(浦和)、吉野選手(東京V)、石毛選手(清水)、柿谷選手(C大阪)、尾崎選手(鳥取)、戸田選手(ウォーリアーズ)そして松本選手。
手つなぎ鬼ごっこでウォーミングアップをして、みんなの心がほぐれ笑顔でまくりでした。子どもたちもそうなんですが、選手たちも湧き上がるような笑顔で子どもたちとふれあっていました。
ミニゲームしたり、子どもと本気のPK対決があったり。
“スポーツの力“改めて感じた私たちの責任。
実は、今日参加してくれた子どもたちの多くは、未だ仮設住宅に住まわれていて、震災の傷がいえないのだそうです。宮城県平成27年までに予定している、災害公営住宅の建設数は15,000戸。震災から3年が過ぎた今、1%「150戸」しか計画は進んでいないそうです。資材不足から来る建設費用の高騰や土地不足など、まだまだ多くの問題を抱えて復興を進めていらっしゃいました。「スタジアムに行くと一瞬でも辛いことが忘れられる」という想い。今日のふれあい活動も、辛いことを忘れ、前に進む力を感じてもらえたのではないでしょうか。“スポーツで幸せな街づくりを”何ごとにも全力で挑む姿にこそ、その力があるのだと、改めて感じることができました。
そして松本選手のコメントです。
「少しずつではあるけど、元気になっているとは思うけど、時間が経っても震災を思い出すことは必ずあるだろうし、3月11日を迎えたら必ず記憶が蘇ってくるだろうし…。(僕らは)離れた場所にいるから、2011年から3年が経過したのかぐらいしか思わないだろうけど、被災された方々を思うと、復興支援は継続して行っていかなければならないと思いました。東北から離れた場所でもやれる事はあると思うので、北九州に戻ってからクラブに、チームメイトに、ここでの経験を伝えて行きたいと思います。」