ダイエットの敵とされている「糖」についてどれぐらい知ってる?
78kgからマイナス24kgのダイエットに成功したトータルダイエットカウンセラーの大西ひとみです。
<糖って一体何?>
「糖」=「糖質」近年ダイエットの敵とされている栄養素です。糖質は炭水化物とも言います。
もっと化学的に言うと、炭素(C)、水素((H)、酸素(O2)が手を結び合ってできているのが糖質なんです。
糖質を摂取すると、血糖値が上がりやすく、インシュリンが急激に分泌されて脂肪蓄積がされやすくなるので、ダイエットの敵。と言われるようになりました。でも皆さんはそれ以外のことで、糖質についてどれぐらい知っていますか?
糖質は単糖類、二糖類、三糖類、少糖類、多糖類に分けることができます。
単糖類は糖が分解され尽くした最小の分子で、それ以上分裂できない状態のもの。体内に吸収できる最終形の形なので、吸収力は他のどの糖類よりも早くなります。単糖類以外のものは分子がひっついて結晶を作っているので、分解して単糖類にしないと吸収できません。そのため、吸収されるのには時間がかかります。糖類の分子がひっついている数が多くなればなるほど単糖になるのに時間がかかるので、吸収されるのに時間がかかります。
この単糖の最終形の糖質がブドウ糖(グルコース)と呼ばれるものと、果糖(フルクトース)と呼ばれるものになります。
一般的に砂糖や果物はグルコースと果糖が繋がっていて、ジャガイモやお米などのいわゆる皆さんがイメージする炭水化物はグルコースで繋がっています。
これらの口から摂取した糖質は体内で基本的には血液中に含まれるグルコースと、筋肉や肝臓に貯蔵されるグリコーゲンとになります。
グリコーゲンはグルコースが集まってできた貯蔵のための糖です。貯蔵されたグリコーゲンは、グルコースとの対処は最初は少し違うことが起きますが、最終的には体内で糖が必要になるとグルコースになって使われます。
<ブドウ糖と果糖の違いって何?>
ブドウ糖は果糖に比べてエネルギー源にすぐ変換さます。血糖値を上昇させやすいので、体内に脂肪蓄積されやすい欠点はありますが、体内のエネルギーとして即座に利用できる長所があります。
一方、果糖はブドウ糖のようにすぐに血糖値を上げる働きは少なく長所があるのですが、血糖値が上がりにくいことで満腹を感じにくく食べ過ぎててしまったり、、肝臓に直接貯蔵されるという短所があります。
一般的に果物には多く果糖が含まれています。ビタミン摂取やケーキやスナック菓子を食べるより、フルーツの方がダイエットには良いかもしれませんが、フルーツを食べても太らないと言う考えでたくさんフルーツを食べてしまうと逆に太ってしまう可能性があることも忘れないでください。
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