『スゲノート』栃木戦
２０１０年 Ｊ２ 第2節 ３/14(日)13:04 k/o
ＶＳ 栃木ＦＣ (栃木グリーンスタジアム) ０－０ ドロー
≪課題≫
＊メンタル面
・１試合通して自分のするべき事、試合に集中する。
・客観的にゲームを見る。
・結果にこだわる。
＊技術面(プレイ中)
・１試合通して、良い事をしようとせずシンプルに、はっきりプレイする。
・ゲームのリズムを考えたビルドアップ。常にカウンターでのキックを狙う。
・攻撃時のリスクマネージメント
・常に良いポジショニング
・セットプレイでの早い対応
・メリハリのある正確なコーチング
・無失点
≪試合≫
相手は低い位置で３ラインをコンパクトに維持し、縦に入るボールに対して強くプレスに来ていた、
その２ndボールを拾いシンプルに縦に早い攻撃をしてきた。
守備に対してもハードワークをしてきていた。
そのプレスもあり、思うようにボールがつなげず
相手にボールを奪われる場面が目立った。
相手の運動量も絶対に落ちると思ったので、
試合が落ち着くまでは攻撃を急ぎ過ぎず、
グランドを広く使いシンプルにボールをつないで、
試合のリズムを作りたかった。
相手のプレスが激しい高いエリアで攻撃の基点が作れず、
ＦＷが低い位置までボールを受けに来てしまう事によって、
中盤でのスペースが無くなり、高い位置にいる選手達にボールが
入っても、一人一人の距離が遠くなってしまい孤立してしまい、
なかなか効率良くボールを前へ運べなかった。
３５分ころから徐々にゲームが落ち着いてきて、サイドでボールの基点ができ始めてからは、決定機は少なかったが良いリズムで攻撃ができていた。
攻撃している時の守備のバランスも良かった。リスクマネージメントもできていたし、２ndボールも拾えていた。
ボールを持ってはいるが、なかなか良いリズムを
作れない試合で気を付けなくてはいけない事は、不用意なパスミスからのカウンター、それとセットプレイ。
なにげないプレイでリズムは変わってしまうし、とくに守備の人間には高い集中力が求められる。
後半に入り相手の運動量も落ち、高い位置にもスペースができるようにもなり、高い位置での基点が増え分厚い攻撃ができていた。良い形からのフィニッシュも作れていたし、攻撃に連動性が出てきた。あとは決定率。
試合も残り時間が少なくなるにつれ、少し焦りも出て攻め急いでしまった。
有効的じゃないロングボールが多くなってしまい２ndボールを拾われ何本かカウンターを与えてしまった。
ゲームは支配していたのだから、全員がもう少しだけ冷静に攻撃ができていたらチャンスを、あと２、３本は作れていたかも？
今後も低い守備ラインをとってくる相手が増えるが、相手に対して合わせるのではなく、自分たちのリズムで試合を運んで行けるようにしたい。
≪個人≫
相手には一人でゲームを決めれる選手、セットプレイでの良いキッカーがいたので、特にそこを集中していた。
中盤での不用意なボールの奪われ方が序盤多かったが、落ち着いて対応できた。
相手のサイドバックが高い位置まで攻撃参加してきていたので、ビルドアップはサイドのスペースを使うことを意識した。
ＤＦラインとの連携、裏へのボールの対応、シンプルに処理する事ができた。
コーナキックでのマークのずれに対して、もっと早く臨機応変に対応していきたい。
絶対に勝たなくてはいけない試合での、セットプレイでの失点はチームにとってダメージが大きい、もっと集中していきたい。
攻撃をしている時間が長く、なかなか得点が奪えない試合は、とにかく【集中力】につきる。
常に守備の事を考え、次の事を予測し、リスクマネージメントをしなくてはいけない。
その為のＤＦラインとのコミュニケーションもできていた。
守備の選手としては、メンタル的に難しい試合だったが、最後まで落ち着いて集中した対応ができた。
バックパスに対して、もっと早く良いポジションをとりたい。
守備での厳しい時間、大事な場面で、正確で落ち着いたコーチングができるようにしたい。
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