『PONDER』 (思い巡らす旅）
「思いは巡る…今の俺を目覚めさせる。」
人生は自分探しの旅である。
行き先はわからないがなぜか一歩また一歩前に進む…
意心地がよければそこにとどまり、いやになったらそこから進む。
人は寄り道というが己は没頭と葛藤を繰り返しながら進んで行く。
だれかに理解してほしいという思いは巡るが結局は前に進みながら
自分という存在が目覚めさせられていく。
人と比較し、劣っているとか勝っているとかというくだらない
考えにとらわれている己に気づかされては、「はあ…ああ…」と
ため息をつきながら旅を続ける。
過去の劣等感が金魚のフンのように、踏ん切りつかずにつきまとう。
「今に見ていろよ。」と過ぎ去った遠い昔の出来事に因縁をつける
テメエがいる。
未来の夢は、「一寸先は闇」、のような思いでは見えて来ない。
手探りしながら…おどおどしながら…
恐れおののきながら…
前なのか後ろなのか…
右なのか左なのかもわからず、
もがいて進む己がいる。
人生は「七転び八起き」というがいつまで転ぶのだ自分は…
人は失敗は成長の元というが、失敗ばかりが気になり、
どうみても成長している己が見えないと嘆いている自分がある。
幸せなど見えない不幸せな者、這い（はい）上がることができない挫折者…
理想はあるが現実は砂漠に現れる蜃気楼を眺めている自分ではないか…
「心の貧しい者は幸いである…
豊かな命はその人のものである。
悲しむ者は幸いである…
その人は慰められるから。」
と魂のROCKERは謳う。
まだまだ心の貧しさに達していないから
豊かな命を感じられないのかもしれない。
悲しいようで悲しみに打ちしおれていないから
慰めを味わうことができないのかもしれない。
JESUSに文句をいいながら今日も一歩を踏み出す
バカな俺である…
あなたにとって今日とかいう日が意味深い一日となりますように…
「旅は己が今存在することに気づかせてくれる。」
2020年 2月 3日 月曜日
アーサー・ホーランド
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