【TED】世界の貧困問題は実際ここまで減少しているという事実を見よ。希望は、確かにある!
photo credit: Janesdead via photopin cc
U2のvol.ボノの勇気が湧き、希望が確かにあると感じられるTEDトーク
てか、ボノ?それ食べられるの( ´ ∀ ` )?って思った人もいると思うので、解説!ボノ(Bono, 1960年5月10日生まれ)は、アイルランド・ダブリン出身のロックバンド、U2のリードボーカルであり、バンドのフロントマンとして知られる。本名はポール・デイヴィッド・ヒューソン KBE(Paul David Hewson KBE)。国際的な慈善活動家としても知られ、ノーベル平和賞の候補に3度選ばれている。
【ボノ – Wikipedia】より
彼は、このスピーチで、世界の貧困や感染症かどれだけ減ったのかという事実を述べます。
5歳未満の子供の死亡数は年に265万人も減少していて、1日で換算すれば7256人もの命が救われていることになる。
年々減少してきているということは素晴らしい事実!しかも、”世界の人口は増え続けているにもかかわらず”、なのだから。
さらに、貧困率の減少も目を見張る数値が見られます。全人口における1日に1.25ドル以下で生活する貧困層の人口の割合が1990年から2010年の20年間で40%から20%まで減少している。
そして、このまま順調にいくことができれば、2030年には貧困率は”ゼロ”になる見込みだ。これには鳥肌が立ちました!
主体性を持つこと
ボノは、エジプト革命の英雄、ワエル・ゴニムの言葉を借りて、この貧困・感染症撲滅プロジェクトをさらに推し進めることの大切さを解きます。「僕たちは勝利する。なぜなら、政治のことを知らないから。
僕たちは勝利する。なぜなら、政治のような汚い手段を使わないから。
僕たちは勝利する。なぜなら、政治的なアジェンダを持ってないから。
僕たちは勝利する。なぜなら、僕たちが流す涙は心から流したものだから。
僕たちは勝利する。なぜなら、僕らは夢があり、その夢のためなら喜んで立ち上がるのだから。」
一方で、もし主体性がなかったとしたらどうなるか、それを端的に表した「村の祭り酒」という例え話があります。
収穫を祈念して、夏祭りをする村があった。祭りでは、お酒が入った大きな樽を、みんなでパーンと割って始める風習があった。ところがある年、貧乏でお酒が買えなくて、みんな集まって「どうしよう、これじゃ祭り開けねえな」と悩んでいた。するとある人が、「みんなが家からちょっとずつお酒を持ってきて、たるに入れたらどうだ?」と提案した。「それはいいアイデアだ」ということで、みんなが持ち寄ってたるがいっぱいになった。「これで夏祭りを迎えられる。良かった」ということで当日にパーンとみんなで割って「乾杯」と言って飲んだら、水だったという話です。みんな、「俺1人ぐらい水を入れても分かんないだろう」と思っていたんです。
【岡田武史氏が語る、日本代表監督の仕事とは (7/7) – Business Media 誠】より
誰かがするだろうという気持ちを誰か1人でも持てば、調和が乱れてしまう。前に進む力が弱くなる。
個人でも、組織でも当てはまることだろう。貧困・感染症ゼロという夢を持ち、夢の実現を切に願い、行動し続けること。少しでも早く、この夢を叶えるために、僕らにできることは山ほどありますね。
最近の画像つき記事