アメリカの公共事業は戦争?
今日は、毎日更新の「人生は負けないようにできている」だけでなく、ちょっと政治ネタを。
オバマ大統領が「議会の承認を得る」と語っているので、まだ状況は判然としませんが、アメリカのシリアへの武力介入の可能性は依然として高いままです。
今年の春、北朝鮮のミサイル問題があったとき、僕はfacebookで、「この状況を一番喜んでいるのは、実は、戦争をしたくてしかたがない、いや、そろそろ戦争をせざるを得ないアメリカではないか」と書きました。このときは、北朝鮮がミサイル発射を見送り、考えようによってはアメリカは肩透かしを喰らいました。
僕は経済学部卒業で、経済学の本も書いていますが、これは学問と言うより歴史の話になりますが、アメリカは10年ごとに戦争をしている国です。
1942年 第二次世界大戦
1950年 朝鮮戦争
1961年 ベトナム戦争
1970年代 デタント
1980年代 新冷戦(核開発と核による武力の均衡化)
1991年 湾岸戦争
2003年 イラク戦争
2013年 シリア戦争?
これは、兵器の寿命や兵士の寿命(世代交代)、軍需産業の戦争特需といった経済的理由と無関係とはとても思えません。ちなみに今回は、アメリカはQE3と呼ばれる量的緩和(今、日本では日銀が盛んにこれをやっています)をいよいよ縮小する時期に入っており、このこと自体はドル高を誘発しますが、株の下落を招く危険性もはらんでいます。だからこそ、景気浮揚が必要なのです。
日本でも、今、「国土強靭化」と称して、公共事業に余念がなく、また、それが日本の景気を良くするという論理で物事が動いていますが、極論を言えば、アメリカの景気を良くするのは「戦争」なのです。
とにもかくにも、僕を含めて、人間は本当に愚かな生き物であると悲しい気分になります。ジョン・レノンが「イマジン」で歌ったような「世界が一つになる日」は、少なくともアメリカが主権を握っている間は訪れないでしょう。
And the world will be as one.(そして、世界は一つになる)
from “Imagine” by John Lennon
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