ScrollRowとScrollColumn、アクティブセルを画面の左上に表示する(Excel VBA)
アクティブセルを画面の左上に表示するときには、次のサンプルのように、ScrollRowとScrollColumnプロパティを使用してください。
サンプルでは、セルX50を画面の左上に表示しています。
Sub Sample_022()
Range(“X50″).Select
With ActiveWindow
.ScrollRow = ActiveCell.Row
.ScrollColumn = ActiveCell.Column
End With
End Sub
また、このマクロは次のように書き換えることもできますので、可読性を考慮してご自身で選択してください(下のステートメントは、セルF8を左上に表示するものです)。
With ActiveWindow
.ScrollRow = 8
.ScrollColumn = 6
End With
私は、上述のサンプルの方法を好んで使いますが(たとえば、Workbook_BeforeCloseイベントプロシージャの中で、すべてのシートのセルA1を画面左上にしてからブックを閉じるときなど)、次のステートメントでも同じ処理が実現できます。
Application.Goto Reference:=Range(“X50″), Scroll:=True
なお、画面表示外のセルを画面中央に表示する方法は極めて簡単で、次のように目的のセルを選択するだけです。
Range(“BA200″).Select
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Chapter4 セルをVBAで操作する
Chapter5 変数を理解する
Chapter6 条件分岐を理解する
Chapter7 繰り返し処理(ループ)を理解する
Chapter8 対話型のマクロを作る
Chapter10 ユーザーフォーム
Chapter11 基本的な入力や表示を行うコントロール
Chapter12 選択を行うコントロール
Chapter13 そのほかの便利なコントロール
Chapter14 文字列を操作する関数
Chapter15 日付や時刻を操作する関数
Chapter16 そのほかの便利な関数
Chapter17 マクロの連携とユーザー定義関数
Chapter18 イベントマクロ
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