【天皇杯2回戦 町田戦 記者会見コメント】三浦 泰年監督
【試合総括】三浦 泰年監督
今年の天皇杯が終わったということ。それをしっかりと受け止めて次に向かわなければいけない。
ナイターの試合と何も変わらない自分達のサッカーを立ち上がりからやっていくという事。その中で選手は100%以上の力を出し切ってくれたと思いますし、最後までゴールに向かう姿勢を貫いてくれたなと思います。
ゲームの展開の中で前半45分で決める事ができた。それが決定的なシーンでポストやバーに当たる、または1対1を決める事が出来ない。プラス45分の90分でも決める事が出来た。そのチャンスも決める事ができない。もちろん120分の中でも決める事が出来た試合でした。それを考えると、勝ちに値する攻撃の形を作り、しっかりしたいいサッカーができたものの、最後の1番確率が難しいPKというものを町田さんがしっかり集中して、そしてしっかりとした運をもって全員決められたという事でこの試合の勝負が着いたのだと思います。課題としては流れの中で、やはりキーパーと1対1またはイージーなフリーのシュート、そういうものを決めなければというところですが、この天皇杯でこの運の無さを置いていって、残り試合の10試合のリーグ戦の為にしっかり準備していきたいと思っています。
延長までしっかり戦術的に集団的に彼らはコレクティブに戦いました。ただこの試合に来ていない人にはPKで負けた現実しか受け入れて貰えない。我々がどういうサッカーをして、どういう準備をして、どういうサッカーをして追求しているか?今日、ここの来られた皆さんにはそのいいサッカーというものを見せる事ができたのではないかと思っています。
もちろん、いいサッカーの中に勝利というものが含まれている訳ですから、その最後のところで勝利するというのをぜひ残りのリーグ10試合で期待して欲しいと思いますし、もう次の試合は始まっていると思いますから、選手としっかり努力して行きたいと思っています。選手は本当にこの試合を最後までハードワークしてくれました。勝負事というのはなかなか難しいと思いますが、9月のこの時期に13時から天皇杯をやるというそのレギュレーションに対しても言い訳をしないで最後まで走り抜いた選手を称えたいと思います。
【以下、質疑応答】
Q:北九州は前半はいい流れで来ていましたが、その中でハーフタイムでの交代についてはどのような意図がありましたか?
A:やはり120分+PKという大会と、Jリーグの采配とは異なると思いますし、そういう中で後半の最初の早い時間帯で点を取る事が出来る組み合わせの選手を投入しました。