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【第35節 甲府戦 記者会見コメント】三浦 泰年監督

【試合総括】三浦 泰年監督

前半の失点の仕方であったり、内容を考えると最終的には勝点1をとれればと。きっとこの展開を考えるとJ2リーグのセオリーであったり、リーグ戦を進めて行く中でのある意味考え方なのかなと思います。やはり我々は若いチームであり、チャレンジャーでもあり、まだ今までに残したものはないクラブな訳ですからあの状況の中で勝点3を取れる確率を上げる采配をする。そういう中でも最低勝点1になることもある。そういう部分ではこの辺の選手の動かし方というのは全て私の責任であり、そういう中で選手は最後まであきらめずに攻撃的な姿勢を貫いてくれたなと思います。采配というものを考えると結果として他の選手、または他のやり方で勝点を取るという方法もあるかと思います。ただ試合全体を通して、非常に良い試合が出来たと思いますし、最後の(端戸)仁のシュートが入り、そしてウチの右サイドを崩されたのは入るという、そういうお互いの良い物が出て結果に繋がる3-3という試合もありえた訳ですから、非常にアグレッシブな良いサッカーが出来たのではないかと思います。
これで甲府さんは残り7試合で自動昇格に向けて非常に良い数字になったと思います。甲府さんには心からおめでとうと言いたいですし、ダヴィのコーナーキックからの2点目であったり、フェルナンジーニョであったりクラブの持つ力はJ2リーグからJ1リーグに上がっていくには非常に大事な事なんだなと誰もが痛感できる試合だったと思います。
我々にはまだあと7試合残っていますし、ここで我々が目指しているサッカーというのを表現していきたいと思っています。厳しい状況の中でどういう態度がとれるか?言葉を残していけるか?そしてどう風にやり切るか?それが男であり、プロフェッショナルであると私は思っていますので、今日の経験というものをしっかりと次に活かせるように、スタッツだけでなく、しっかりとしたデータ、ボールの出し、支配率であったり、その辺をしっかりチェックして次により良いサッカーができるようにしっかり努力と精進をしていきたいと思っています。
今日、本城に観に来た3,254人の人たちは、我々が最後まで逃げずに戦った姿というのは見届けてくれたと思っていますし、トップを走る大きな予算で戦っているチームに対して、こういう試合を出来た事を自分も選手も自信に代えて、今日はゆっくりと休んで、明日はまた、この本城のサブグラウンドで大分のセカンドチームとの試合がありますので、選手層があがるように、今日の試合よりもビッグゲームという位置付けで試合に臨みたいと思います。

【以下、質疑応答】
Q:今日は負けていない甲府との見ごたえがある試合でしたが、今日の試合での収穫を教えて下さい。

A:厳しい状況の中で、選手と形を少し変えて、後半逆転まで持って行った90分間はしっかり出来たと思います。それが90分間はしっかりと逆転して勝点3を取る可能性はできた。
本当に試合が決するまでの彼らの粘り強さであったり辛抱強さであったり、またはそこに至るまでの彼らのボールの動かし方、彼らのアグレッシブなプレーは収穫になると思います。
対応力も徐々についてきているなという風に思っております。最終ラインの守備を動かした訳ですから、取り方であったり、選手の仕込みがネガティブに働く要素もありますが、そこで前へジョンピルを投入した事でもわかるように前へのアグレッシブさであったり、自分がやるんだというメンタルな部分であったり、そういう物が見れたというのは大きな1つ収穫のひとつであります。
そういう中でジョンピルを前へ上げましたが全ての選手がそういう物を持って戦ってくれたらと思います。

Q:宮本選手を入れてダブルボランチにした意図を教えて下さい。
A:2つあります。ダヴィを起点にした3枚のミッドフィールダーで囲み、フェルナンジーニョと両サイドの柏と井澤をしっかりとした距離で掴みやすくする為に、
攻撃時にはダイヤモンドになり、相手ボールになったらジョンピルの特性を考えると、新井を助けるポジショニングになる。自然にダブルボランチにもなり、ダイヤモンドとしても自然と機能が出来る状況をイメージした。中盤を少し修正したかった、もう1つは2人のブラジル人選手は、J1クラスの選手だと思います。その選手と対戦するには宮本のリーダーシップであったり、キャラクター、経験であったりがこの状況で必要になってくる。ダヴィとフェルナンジーニョの2人を怖がらないという形を作ったなかでの攻撃が必要だなと思いました。この2つを修正する事によって何が1番変わるかというと我々の攻撃です。そう考えて宮本を投入しました。
しっかりと守備を修正する事によって、しっかりとした繋ぎとしっかりした相手の裏やバイタルを突けることになると思い、ハーフタイムに動きました。

Q:池元は不在でしたが、選手全員で北九州らしいサッカーが証明できたのではないでしょうか?
A:選手というのは結果というもので池元という我々のチームの中でのリーダーを安心させたかったと思います。ゲームを進めて行く中での彼ら1人1人のハートは池元に伝わったのではないかと思います。もちろん彼は北九州の宝であり、ここでプレーしていかなければいけない選手であり、常時このチームを支えてきた訳ですから、彼がいない事は自然ではありません。ただ私は今の質問になるまでは彼の事は忘れていました。ただ振り返れば、きっと池元であればというシーンが何回かあると思いますし、または得点に絡まなくてもオフのところでの動き直し、動き方、相手ボールの時の献身的な動き。そういう物は池元を想像すればこの試合でも何回か出てきますし、振り返れば生まれてくる。ただそれをベンチの選手やベンチ外の選手が克服していく、またはチームを大きくして、チーム力を上げていく。いない選手を数えても何も生まれない訳ですから、池元以外の選手がどれだけ成長していけるか?池元より早い速度で成長している選手はいると私は思っています。そういう意味ではピンチをチャンスに変えていく事ができれば、またはチーム力が次の試合でアップするかは分かりませんが必ずチーム力が上がる事を楽しみにして頂きたいと思います。

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