ドラクエ
次の試合まで残り8日。
そんなタイミングで遅過ぎるけど、サラっと前回の試合のおさらいを。
一言で言って、非常に「うんこ」な試合だった。
試合が始まってすぐにもらったバックキックがムチャクチャ効いちゃって、そのダメージが最後まで残って、やりたいことは何も出来ずに、ただ何とか誤魔化すだけで終わってしまった。
後で映像を見て、その余りの酷さに閉口。
なのに調子に乗ってマイクで延々と喋りやがって、恥ずかし過ぎて、とてもじゃないけど見ることなんてできず、試合終了のゴングから先はすぐに消去しましたよ。
あのバックキック、事前に見た彼の試合映像でも結構多用していて、中でも最初のほうのはキレがあったから、一番警戒すべき技としてマーク。
でも試合の中で一回見れば、それを出すタイミングや雰囲気も分かるだろうから、一発目さえ外せばあとは大丈夫だろう。でも目が慣れていないうちの一発目だけは怖いなと思っていたら、見事にその一発目をモロに被弾してしまった。
少しの間、呼吸が出来なくなったくらい鬼のように効いてしまって、暫くはそれを悟られないようにするので精一杯になり、初回は手が出せなくなって落とした上に、ダメージで疲れるのも早く、動きも最後まで鈍重なものに。何より注意していたのに思いっきり喰って効いてしまった、そのやっちゃった感といったらなかった。
試合のあとも1週間くらい肋骨が痛かったという、それくらいの、まさに痛恨の一撃。折れなくて良かった、ホント危なかった、何とか勝てて良かった、相手のキャリアの浅さに救われた。でもどう見てもS-cupどうこう言えた試合じゃなかったから、次の試合で挽回しないと。。。
と、自分の中ではそう纏めて終わりにしていたんだけど、昨日書いた、最近気付いた「これは!」という身体の使い方、というかコツ、それを反復しているうちに、前回の試合では、それとは正反対の身体の使い方をしていて、それもスタミナのロスに拍車を掛けたんじゃないかと思えるようになってきた。
ちなみにそのコツってヤツは、歩く、走る、自転車を漕ぐ、階段の昇降といった日常生活での動きにも応用できて、毎日の移動も一気に楽に&楽しくなり、更には野球のボールを投げる動作にも応用して試してみたら、それが何よりも凄かった。
週末に、お世話になっている社会人野球OBの鍼灸師、田中先生に治療をしてもらいながらその話を聞いてもらい、その後、いい歳したオッサン二人ではしゃぎながら夜の街を走ったり、シャドウピッチングをしたり。
そのコツを意識してシャドウピッチングをやると、これまでにない肩甲骨の寄り&開き、そして腕のしなりとスピードで、他のどんな動きよりも一番違いを実感でき、一発で右手が痺れました。まさに会心の一撃。
きっと一流の野球選手は、誰にも教わることなく無意識に、こういった動きが若い頃からできて、それを「才能」って言うんだろうな。このコツを持って25年前に戻れば、俺も「才能」溢れる野球選手として、甲子園→プロ野球ってルートを辿れるかも。
なんて、また野球への思いに支配されかけたけど、25年前に戻ることはいくら願っても叶わないので、願わなくても必ずやって来る来週の試合で少しでもそれを活かせるよう、残りの一週間、出来る限りの準備をするしかないですね。