元気がなかった
ここ最近、私はもうすっかり元気をなくしてしまっていた
せっかくびっくりドンキーに行っても
バイクに乗ったりなちゃんを目の前にしても顔をあげることすらできない
持ち前の食い意地もない
このあとにジャンボパフェを頼んだが、志し半ばでへこたれた私におうむが食べてくれた
おうむはニコニコと食べてけれた
そしてちょっと、いや、かなり、お腹いっぱいな顔をしていた
(ごめんなさいもうしません)
いや、改めてみてもでけ〜!
でも美味しいんですよ
皆様も三人がかりくらいで食べてみてくださいね
それくらいの人数がおすすめです
そしてやってきたライブのお時間
ライブが始まればいつもの私
終わればまただめな私に戻るんだけど
ステージに上がった瞬間なくしていた元気がブーメランとなって帰ってきた
溢れ出した元気
あまりの元気に初っ端やったあの娘をリンチで、まったく違う音を思い切りひく自分
おいおい、何年この曲やってんだよ…
そして元気は今はまたブーメランとなって飛んでいった
4/16の吉祥寺シャッフルまでにはまた戻ってきてくれるだろう
それまで元気よ、お元気で
そうそう、
この日は憎い村という曲をやった
この日初披露
タイトルを言うと起こる笑い声
そりゃそうだ変だよね
東京でうまれ育った女の子が、地方からやってきた男の子を好きになる歌
もとはおうむが大学の授業で作った歌詞です
で、それを私が曲をつけて、曲に合わせて歌詞を増やしたり言い回しを少しだけ変えたりしました
心がここじゃない場所にある人と接するのは苦しいよね
それが恋でも友達でもなんでも
つまりこの歌の場合だったら自分以外のものに心がある人を好きになってるわけだから
もうこれ以上入ってきちゃだめ!って線引きをされる切なさときたらもう、ないですよ
そんか憎い村の歌詞を来れなかった人に大公開!
「憎い村」
どうしてあなたに好きと
言えなかったんだろうな
夏の終わりに空みて思う
「あんたが好き!」
なんてね
あなたは今頃バスの中
「大学卒業したらさ、田舎へ帰る」と言った
嬉しそうに私の知らない
村と人の話をしてたあなたは輝いてた
だけどね
私だって頑張ってきたんだよ
あなたの大切な人にになりたくて…
でももう私の負けよ
なんにもないクソ田舎に
私の知らない
あなたの笑顔がきっとある
馬鹿みたい!
でも一度くらい見たかったなあ
手ぐらい握れば良かった
何かが変わったのかもね
東京をまるで親の敵のように思うあなたに
そんな度胸はないかしら
いつかはわかるよ
きっとこの恋になんの意味もなかったことくらい…
さよなら元気でのあとで
もう会えないの?って聞いた
何も言わず笑っただけの
あなたはきっと今頃
私の知らない憎い村
全焼しないかな?
憎い村!
でもきっとこの男の子はこの子のこと自体がそう好きじゃなかったんだろうね
生かさず殺さず、答えは出さず…
う〜ん悪い男だ
考えただけでイライラしてきた
「草でも食ってろ!」
て新曲でも今度は作れそうですね
人間だれでも
一番大切なものや大切な場所
だれにも知られたくないこと
色々あって、色々ありすぎて
だから自然に物事に順位がつくのは当たり前
でもだからといってそれで誰かを傷つけていいわけじゃない
大切なものは大切にしてね
でも、それだけになって色んなこと見落とさないでって歌な気がします
そうだよね、おうむ…?
オウム「クエー!」