2010年8月23日
昨日はもうどうしようもないくらいの、
一年前のKO負けと同じか、それ以上の完敗でした。
試合に向けて力になってくれた人たちや、イベントに係わった人たち、
この景気の悪い中、大変な思いをして稼いだ大切なお金と、人生の大切な時間を使って観に来てくれた、観てくれた、
中でも特に、俺の試合前の言葉を聞いて期待してくれた皆々様には、
もう恥ずかしさと申し訳なさしかありません。
そして、自信と希望を持って臨んだ新しい階級での第一歩が、
リングに上がったら身体は動かず、頭は働かず、最悪の出来の、これまでのキャリアの中でも下から数えたほうが早いどうしようもない試合になり、
そんな自分に対する大きな失望感と、この先への果てしない絶望感。
会場で、あれだけ温かい声援を頂戴したのに、何一つ応えることの出来なかった無力感。
怪我で満足な準備もできなかった和雄があんな凄い試合を見せたのに、遥かに準備できていながら何もできなかった自分の情けなさ。
その全ての事実から目を逸らすことなく、きちんと向き合い、今後どうするべきなのかをしっかりと考えなくてはいけないね。
でもその前に、まずはしっかりと考えるエネルギーを蓄えるために、
何も考えずにゆっくりと休むことにします。
皆さん、昨日は本当にどうもありがとうございました。