CONFIDENCE（自信）
『あなたは信じられている故に
感謝して自信を持つといい』
自分を信じることだ。
それは自分の
弱さを認めることでもある。
己を信じるには、
己自身が完全ではないことを
受け止めることなのである。
しかし、其処から
良心の呵責(かしゃく)と
葛藤しながらも、
良心が理想とする
完全への高嶺を目指して
進んで行くことである。
人生は言う迄もなく
挑戦であり、冒険である。
それは自分探しの旅でもある。
人は誰であれ、
「自分は何処から来て、
一体何処へ行くのか…
そして、何の為に生きているのか…」
と己自身に問い掛けるのである。
THE BIBLEには、
「義人はひとりもいない。
人はみんな罪人なのだ」
とある。
また、親鸞は、
「人は罪業深重の凡夫なのだ」
と語っている。
すなわち人間とは、
愛欲の大海に沈み、
名利の大山に迷う者たちなのである。
己の弱さを知ることは
強くなる秘訣であり、
また、己の愚かさを知ることが
賢くなる道でもある。
そして、己の無力さを感じることが、
弱い己を強くしてくれる
見えない大いなる存在が
自分の側にいることに
気づかされることでもある。
オガスチーヌは、
「自分を知るために
己を探求して行くことは、
自分を大いなる方の
似姿に創造してくれた存在に
出会うことであり、
また、大いなる存在を
探求して行くことが、
実は自分自身に
出会うことでもある」
と語っている。
｢自分を信じる｣とは
高慢になることではなく、
高慢な己に気付き、
そんな自分を無償の愛をもって
謙遜にさせてくれる存在を
受け止める者のことをいうのである。
「後の者が先になり、
高ぶる者は退けられ、
謙る者に恵みは注がれる…
あなたが弱い時にこそ、
あなたは強くなれる…」
と魂のロッカーJESUSは語っている。
更に｢自分を信じる｣とは、
如何しようもない自分を
｢如何しようもある｣
と信じてくれている方を
受け止める者のことをいうのである。
「私は私を強くしてくださる方によって
どんな事もできる」
とパウロは語っている。
誰が何を言おうと、
あなたを信じてくれている方がいる。
「こんなことは私には無理だ…」
と思っているあなたに、
「お前ならばできる…」
と言ってくれる存在がいる。
昨日も今日も明日も
永久(とこしえ)に変わることのない
知恵と知識の宝なるJESUSが、
あなたと今、
一緒にいてくれていることを
忘れない様に…
昨日は無事に台湾に到着し、
今日は明日のスタートに備えての
準備の日である。
いよいよ明日から
台湾縦断十字架行進が
始まることになる。
今日という日があなたにとって、
自分自身に自信を持てる日で
あります様に…
『自信とは自らの存在の源を信じる故に
湧き出る思いである』
アーサー・ホーランド
2016.7.3
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