『EMBRACE YOURSELF』 (己を抱きしめてやれ)
「何よりも先ずは己を抱きしめてやれ」
反省することは良いことである。
しかし、己の欠点のあら探しはやめたほうがいい。
小さな事柄にとらわれずに、物事を相対的に見ることである。
誰であれ間違いはある。また失敗することだってある。
全体を見ずに、一部分だけを拡大してみるのは
劣等感のなす技である。
己を卑下し、見下す見解はあなたの精神的な健康の
妨げになる。
THE BIBLEには
「愛は寛容であり、愛は親切です。
また人を妬みません。愛は自慢せず、
高慢になりません。礼儀に反することをせず、
自分の利益を求めず、怒らず、人のした悪を思わず、
不正を喜ばずに真理を喜びます。
全てをがまんし、全てを信じ、全てを期待し、
全てを耐え忍びます。愛は決して絶えることがありません。」
とある。
この「愛」という言葉に自分の名前を入れ替えて読むといい。
己自身に対しても、他の人に対しても我々は寛容ではなく、
親切ではないことに気づかされる。しかし、そのような
あなたに対して神(大いなる方)は寛容であり、
親切なのだ。
あなたを価値ある者として尊び、愛し、
許してくれているのである。
己を攻め立てるのではなく、もっと己に対して、
寛容であることだ。己を見下さず、
慰めてあげるといい。
誰かから賞賛されることを求めるよりは
自分が自分を褒めてあげることである。
己自身を蔑むのではなく、
愛をもって、接してあげることだ。
あなたを攻め立てる過去に対して
あなたがあなた自身を抱きしめてやることだ。
魂のROCKERは愛と赦し、慰めと優しさを
十字架を通して歴史の中で表してくれたのである。
パウロは
「私たちがまだ罪人であった時にキリスト(JESUS)が
私たちの罪のために十字架にかかって死んでくださる
ことによって、神はご自身の愛を明らかにされた。」
と語っている。
今日という日にあなた自身が誰よりも己に対して
あわれみをもって接してあげられる日となりますように…
「あわれみ深い者は幸いです。その人はあわれみを受けるから。」
2020年 4月 28日 火曜日
アーサー・ホーランド