焼印について
わざわざこんなのを書く必要があるのかないのか考えたのだけど、この短期間で焼印について、憧れます、やってみたいとのお言葉を幾つか頂いたので書くことにしました。
先日、ショーで焼印をしましたが全くオススメしないです。もしも、やるという人がいたら普通に止めます。
だって、焼印なんてただの火傷だし、眠れない程の痛みが数日続くし、火傷しましたーって病院へ気軽に行けないし、破傷風の心配もある、見た目は美しくないし、一生残る可能性大だしね。特にショーでやるとなると手元が見えにくかったり、激しい痛みで体が動いてしまい焼印がずれてしまったりで…兎にも角にも良い事なんかひとつもないです。
じゃあ何故に私はやったのか。それは全てのリスクを引っ括めても面白そうだったから。単純に楽しそうだったから。焼印をした事によって生じる全ての弊害がどうでもいいと思えたから。
あと、パートナーである内山さんとなら焼印をやってみたいなぁと思えたから。この人なら大丈夫だろうという安心と信頼があったから。私が焼印をやっても内山さんは何かしらを思わないであろうと思ったから。
焼印ってある意味で印みたいなものだから、焼印をした事によって所有の証みたいなのを想像する人もいるのだけど、そんなのは私も内山さんも思っていないです。
あと家畜みたいな捉え方をする人もいるけど、ただの人間だからね。出荷できないし、牛の乳みたいな飲み物は出せないし、たまごも産めないし、食住のお世話になっていないから責め側さんの所有物でもないし…本当にただの人間がただの火傷をこさえるだけの、火傷責めです。
だから焼印について一番伝えたいのは、焼印をされる側…体に傷を残す側がやりたいとならない限りは絶対にやらない方がいいという事です。責め側さんから焼印をやろうなんて言ったら後々揉めるんじゃないかしらね。だって、やる方にはリスクなんかひとつもないんだもの。それこそ言うだけ、やるだけ、ノーダメージ。あと人間にやる焼印について知識がどれだけあるかもだいじです。
ショーとしてインパクトはでかいし、人の記憶にも残せるかもだけど、激しい痛みも一生残るであろう傷も、傷を見た人々の冷めた言葉も何もかも背負うのは焼印をした側です。
そして、そうした全てのリスクを理解して焼印をしたならば、絶対に何があっても責め手さんに文句を言わない。いつか二人の関係性が壊れてしまっても、ここまでやったのにとか、こんな汚い傷が残ってしまったとか、やらなきゃ良かったとか、そんなの言ったところで体に痕は残っているんだから言うだけ無駄。責め側さんが可哀想。
自分が焼印をやりたいと決めて、全ての責任を自分で背負うだけの覚悟がないと、こんな馬鹿げた事はやらない方がいいです。
こんなのを真剣につらつらと書いてみたけど、そうそうやる人はいないよね。憧れ程度でやめておくのが一番。
私自身はやって良かったです。あんな恐怖の時間を過ごせたのも、痛みに苛み眠れない数日を過ごしたのも、汚い傷が体に残るのも、何もかもが面白いです。そこにネガティブな感情は微塵もないです。
もしかしたらまたやるかもしれないし、やらないかもしれないし…どちらでしょうね。言えるのは、二度とやらないとは断言できない。それだけはハッキリと言えます。
とりあえず体に何か入れたかったらタトゥーでいいんじゃないかな٩( ᐛ )و
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確かにリスクを伴う苦痛が有って、心身共にダメージが大きいにも拘らずショーなどにしても見ている側、する側、される側の精神的インパクトは強いもののトラウマにもなりかねない…
小説などにしても行為前後の心の動向に重きを置かなければ行為自体は数行で括られてしまうんだよね。
ん…タトゥーみたいに見た目の美しさは俺は感じないなぁ、ひきつれたり黒ずんだりする事もあるし…
月ちゃんのように割り切って思い切ってやった人って少ないんじゃないかとも想像する。
それにしてもよくやったよ。
相当考えただろうし、月ちゃんの意識してない部分でもダメージを受けてた様だね。
でも、よく頑張りました〓〓
ただ、体調不良で焼き印画像を見れなかったのはちょっと残念だったかなぁ。