大村あつしオフィシャルブログ

大学での専攻が国際経済学、卒業論文が「変動相場制とアメリカ経済」という僕ですので、この20年、経済ネタは大好物です。

そんな僕ですから、趣味の域は出ませんが、2005年からFXをやっています。

ご多分に漏れず、リーマンショックで儲けのすべてを溶かし、２年ほど休んでいましたが、その間も経済ニュースは読んでいましたし、値動きの予測もしていました。

再開後は、お小遣い程度には稼いでいましたが、唐突ですが、みなさん、「１万時間理論」はご存じでしょうか？

これは、あまりに不向きなことは除いて、そうでなければ、１万時間真剣に取り組めば、誰でもその道の一流になれるという理論です。

一昨年の秋くらいから、僕のFXの勝率はみるみる上がり、昨年１年の勝率は75%でした。

16ヵ月連続、単月での負けはなく、この３年、通年での負けもありません。

この成績をなかなか残せないことは、FXをやっている方なら理解できると思います。

これは僕の勝手な推測ですが、恐らく、一昨年の秋から昨年春くらいの間に、FX（もちろん、休んでいた期間も含めて）の勉強を続けてきた、そのトータル時間が１万時間を超えたからだと思います。

そもそも、資金を全部溶かすのはリーマンショックで経験済みですので、何枚買って、何pips負けたら、全資産の何％を失うか、自作のExcelの表に入力すれば、一発で数字が出てきます。

もちろん、昨年のドル円97円のときのように、ここが勝負どころと見たら、多少リスクを大きくしても、より大きな枚数を張ります。

あまりに大きな枚数を張ったので、いまだに97円台のドル円を5分の1ほど残しています。

大切なのは、この「コアポジション」です。

コアポジションで大きな含み益が出ていますので、日々のトレードで大きな枚数が張れるのです。

もう一つ、勝ち癖がついてからやめたことがあります。

それは、指値（逆指値）であらかじめ注文を入れておくことです。

僕は、エントリーする時は、いつも成り行きです。

たとえば、先週でしたら、ドル円が104円台をキープしたのを確認してから、そこで成り行きで買うわけです。

もし、104.5円あたりに指値を50枚入れておけば、確かに刺さります。

しかし、それでは、104円台がサポートとなっていることはわかりません。

ところが、104円で買えれば、50pips安く買った分、当然、利益は大きくなります。

さらに、「サポートを確認したから、50枚のところを倍の100枚買おう」となれば、どちらが儲かるかは言うまでもありません。

この差は、とてつもなく大きいです。

もっとも、逆に、買ってしまったら、あとは指値と逆指値を入れて放置です。

どちらに動くかはわかりませんし（勝率75%なので、４分の３の確率で予想した方向に動きますが）、一日中チャートを見ているほど暇ではありませんので。

では、昨年、75%の勝率で小銭を稼いだ僕が（収益源は、主にドル円のロングと、豪ドルドルのショートです）、2014年の相場をどう予想しているのか、次回のブログでお話しします。

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第6章　真二、プロパティを覚えてドヤ顔になる
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