MergeCellsプロパティ、結合されたセル範囲を取得する(Excel VBA)
あるセル、もしくはセル範囲が、結合されているセル範囲に含まれるかどうかはMergeCellsプロパティでわかります。
値がTrueなら結合されているセル範囲に含まれていることを意味します。
また、結合されているセル範囲全体を取得するときにはMergeAreaプロパティを使用します。
ただし、MergeAreaプロパティは単一のセルに対してしか使用できません。
そこでサンプルでは、
Range(“C3:D4″).Range(“A1″).MergeArea
と、「セルC3:D4の中の相対的なセルA1」、すなわちセルC3に対してMergeAreaプロパティを使用しています。
したがって、次のステートメントのようにセルC3に対してMergeAreaプロパティを使用するときは、MergeAreaプロパティの対象オブジェクトが単一のセルなので、「Range(“A1″)」を記述する必要はありません。
Range(“C3″).MergeArea
もし、セルC3:D4が結合されている状態でサンプルを実行すれば、その結合セル範囲全体のアドレスがメッセージボックスに表示されます。
Sub Sample_011()
If Range(“C3:D4″).MergeCells = True Then
MsgBox Range(“C3:D4″).Range(“A1″).MergeArea.Address
Else
MsgBox “結合されたセルではありません”
End If
End Sub
ちなみに、セルを結合するときにはMerge、元に戻すときにはUnMergeメソッドを使います。
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Chapter8 対話型のマクロを作る
Chapter10 ユーザーフォーム
Chapter11 基本的な入力や表示を行うコントロール
Chapter12 選択を行うコントロール
Chapter13 そのほかの便利なコントロール
Chapter14 文字列を操作する関数
Chapter15 日付や時刻を操作する関数
Chapter16 そのほかの便利な関数
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