命の恩人
ドーンというインパクトから目が覚め
息ができない。苦しい
何があったの?
と運転していたプロモーターの人に聞くと
事故に遭ったんだよ。
後ろからトラックに追突された
と
デーム !!
マジか。。。あたし助けが来るまで寝るわ。
次起きたのはヘリコプターのなか
あれま!! 私飛んでるでないの。。。
トイレ行きたいな
そういえば横の人はどこにいったんだ
大丈夫かなあ。。。
記憶もあまりない
ER室
ピーっピーっと鳴る機械の音
身体が寒くて震える
トイレ行きたい
痛い
ゴロゴロとどこかに運ばれてる
板から板に移される度々に気を失っていた事に気付く
そういえば横の人は大丈夫なのかな
看護婦さんに聞くと、大丈夫。怪我をしているけど、彼は歩けてるから。
と
次気付いたら、その人が横にいた。
あー無事で良かったね。
って言うと急に泣き出した
事故にあったのは自分の責任だから。
本当に申し訳ない。
健康になるまでは必ず自分が面倒を見るから。 約束する。
生きててよかった。
と
防げない事故もある。
全くそんな責任を感じなきゃいけない事故じゃない。
悪くないから、私の事は心配しないで、帰って自分の治療に専念してほしい。
ましてはあかの他人同士。
そんな人を巻き込みたくない。
何度も説得したけどその人は横にいた
2日目 ER室の診断では私の肺が、破損し
て穴が空いていることに気づかれなかったため、息がしにくく、苦しむ
ナースコールをなかなか取ってくれない
。身体が痛くて動かない。
息ができず声もでない。夜中に小さなSOSの声に気付き
その人がナースステーションに走って、緊急事態をしらせてくれた。
丸二日寝ずに見守ってくれていた。
3日目 朝に医者がやってきて
今手術しないと死ぬと言い
いきなり局部麻酔のみで私の肺にチュー
ブを差し込む緊急手術をした。
その15分後また違う医者がやってきて
チューブがでかすぎるから
やり直しの同じ手術をすると聞いた。
医療ミスの真実を隠すために殺されると
本気で思った。
息苦しいなか
警察から始まり、ラスベガスの友達、日
本にいる鶴羽さんや、アメリカの家族に電話して殺されるかもしれないと知らせまくった 笑
ここまで証人をつくれば殺されないだろうと2度の手術を無事終えたけど
その夜生まれて始めて40度以上の熱を出し
どんな状態だったかも覚えてない。
でも目を覚ますと タオルを冷やして、何
度も何度も一晩中取り替えてくれていたようだった
拷問のような1週間。心配して遠くからきてくれた友達もいて、一緒に戦ってくれる人達が沢山いた。
モルフィンの10倍強い薬
ジロージットも効かない時もあっ
た
うーっうーっ ふぁーーっく
と私が唸って苦しむなか
手持ち無沙汰なのか
またなぜか 冷タオル交換が始まる。
違うっつーのと思いつつ
その人がいなかったら
きっと死んでたと思う。
責任感の強さに本当に感謝した。
その人は一ヶ月も仕事を休み
私の看病を続けてくれた
私の使っている薬をネットで調べ、
何をどの時期に使っていたかメモり
お医者さんや看護婦さんや私より
私の状態を把握してくれていた。
病院にフルーツや納豆とか身体にいいものを持ってきてくれたりと
本当にお世話にな
りました。
今や、病院にスタジオを持ち込むほど元気になった。本当にもう大丈夫だから。
お世話になりすぎたというなか、
100%健康になったら
感謝なんてしなくていい。
一生会わなくてもいい。
あなたの好きなようにすればいいけど
健康になるまでは、面倒を見させてくれ。そう自分にも約束したから。
と
NOとは言えず
今もお世話になっています
命の恩人
ちゅんちゃん
です
時にありがとうの最上級が言葉にもあればいいのにと思うことがある。
私は本当に周りの人に恵まれているからそう思うことが沢山ある
。
これからどうやってその感謝を皆にも還していけばいいのかまだわからない
けど彼には、ビジネスのなか、私も助けになるくらい、成功しよう。
そうできるよう
努力しよう。
人の支えになる言葉を発信し続けたい。漠然とした思いの中
頭のいいタイプでないから出来る事は限られてるかもしれない。
けど
人の為に成りたいって思う気持ちは何十倍も私を強くしてくれる
そんな気が
します