インターン 涙のアウェイツアー
こんばんは!
ギラヴァンツ北九州 インターンの上妻です。
6月22日チームはアウェイ鳥取の地で劇的な逆転勝利を収めましたが、私も試合当日の現場での仕事を学ぶべく、サポーターの皆さんとアウェイバスツアーに参加させていただきました。
「長い旅を短く!」がモットーのサンデン旅行児玉さんの楽しいトークでツアーはスタートしました。
同じチームを愛する皆さんが集まってのアウェイツアー。移動中も楽しい雰囲気が伝わってきました。
試合のDVDを観たり、昼食中も試合の展望を語り合ったりとサッカーファンにはたまらない時間が流れていました。
「エースの池元選手が点を取ればチームが勢いづくんですよ」と上村さん。
一方、竹中さんのお気に入りの選手は前田選手。
「キャプテンとして上手くチームをまとめてくれていると思います!」
河崎さんは親子でツアーに参加されていました。「家族が共有できる話題ができて嬉しいです!」
往路も残り半分となったなか、バス車内ではサポーターの皆さんの心のクラブ、ギラヴァンツ北九州について熱いトークが繰り広げられました。お一人ずつマイクを回しながら、ギラヴァンツというクラブの魅力や、もっともっと多くの方に本城陸上競技場に足を運んでもらうにはどうすれば良いのかなど、皆さんお一人お一人の思いのたけを語っていただきました。
「北九州に来てくれて、北九州のために戦ってくれている監督、選手がいるということ自体が大きな魅力」
「試合当日は家を出るときからユニフォーム姿になって、今日は試合があるんだぞということをアピールしよう」
などなどたくさんの貴重な意見が飛び交い、私自身とても勉強になりました。
そんななか、気がつけば目的地まであと少し。「長い旅を短く」感じた瞬間です。
車内では安藤さんの掛け声の下、チャント「北九州の誇り」の大合唱。
私も一緒になって歌い、皆さんの熱気を肌で感じました。
そしていよいよ到着したとりぎんバードスタジアム。
ここでサポーターの皆さんとは一度お別れをし、私は試合当日の仕事について、木内事業・運営部長の背中を追いながら学ばせていただきました。オフィシャルな場ということで、写真でお伝えできないことが残念ですが、大変貴重な経験をさせていただいたので、そのことついて書かせていただこうと思います。
スタジアム到着後は両チームのスターティングメンバーなど、キックオフ前のリリースの準備に立ち合わせていただきました。両チームから提出されるメンバー表をもとに、リリース用の情報にまとめ、キックオフ2時間前に皆さんに向けて発信します。その後アウェイ鳥取まで駆けつけてくださったサポーターの皆さんにご挨拶。皆さんのボルテージが上がっていくのと同時に、私の緊張もピークを迎えていました。
そしていよいよ前半キックオフ。試合中の重要な仕事のひとつがtwitterでの情報発信。ピッチ脇で試合を見ながら、得点のみならず、警告や交代情報など現場で起こっていることを皆さんへタイムリーかつ正確にお届けします。
前半は先制され、森村選手のゴールで一度は追いつきながらも、終了間際に失点し引き離されるという苦しい展開でしたが、
「負ける気は全くしなかった」―アン選手
「後ろの選手が後半を失点0で抑えれば前線の選手が点を取ってくれると思っていました」
―武田博選手
「前節でたくさん点を取ることができたので、もう一回自分たちのサッカーが出来れば、勝てるだろうとは思っていた」―八角選手
(いずれも試合後の選手コメントより。)
前節大勝した自信からか選手の皆さんにはどこか余裕のようなものが感じられました。
迎えた後半は小手川選手、アン選手のゴールで見事に逆転勝利を飾りました。
試合終了後に選手の皆さんや柱谷監督、コーチの皆さんとハイタッチを交わした瞬間には感極まるものがありました。
そしてこのような本当に貴重な機会を与えていただいた木内部長とタッチを交わした瞬間には思わず感涙してしまいました。
今まで体感したことのない現場の緊張感、スリリングな逆転劇、そして自分がその場に立ち会える喜び。
一生忘れることのないような体験をさせていただきました。
しかしいつまでも感動に浸っているわけにはいきません。
試合終了後には監督会見に出席したのち、選手の皆さんへのインタビューをさせていただきました。
(詳しくはこちらをご覧ください。→→http://www.giravanz.jp/news/2013/06/20-22.html
私はアン選手、武田選手、八角選手にインタビューさせていただきました)
再びサポーターの皆さんと合流し、北九州に向かうバスの中で、サッカーの世界で生きていきたいと改めて思いました。
今回味わった感動は二度と忘れることは出来ません。
このかけがえのない経験を糧に努力を続けていきたいと思います!!
ギラヴァンツ北九州 インターン
上妻良平