EASY GOING(好い加減)
『言うよりはやってみることだ。
只、好い加減の度合いを
忘れない様に…』
やめようと思うことはあるだろう…
「もう、いい…
こんなことをやっても、
どうにもならない…
時間の無駄だ…」
という気持に駆られることだってある。
そんな時は気分転換をするといい…
一生懸命になるのは分かるが、
心は燃えていても肉体は弱いのである。
「やれ、気合だ…
また、根性だ…」
と己に言い聞かせても、
人は機械ではない。
体は正直なのだ。
疲れを感じたら休息を
己のためにとってあげることだ。
また、煮詰まったら、
自分のために一寸した間を
つくってあげるといい…
THE BIBLEには、
「静まって
わたしがあなたを
愛している存在であることを
知るといい…」
とある。
また、魂のロッカーは、
「すべて疲れて重荷を負っている者は
わたしのところに来るといい…
わたしは柔和でへりくだっているから
わたしから学べばいい…
必ずあなたの魂に
安らぎを得ることができる…」
と謳っている。
焦っていては、
知恵ある発想は生まれては来ない…
慌てないで、
落ち着いて事に挑むことだ。
誰であれ、完全な者などいない。
だからといって、
「何もしなくてもいい」
ということではない。
生きている限り、
CHALLENGER(挑戦者)であれ。
然れど、只、がむしゃらに、
また、無鉄砲にやればいいのではない。
地道にこつこつと、
その日、またその時にできることを
新しくやってみるといい…
労苦した農夫こそ、
収穫の一部に預かることができることを
忘れてはならない。
やれることをやりながら、
一息入れては再び挑めばいい。
どんな事があっても、
感謝の気持を忘れないことだ。
自分一人が生きているのではない。
多くのお蔭によって
今日という日を迎えている。
厳しさだけでは燃え尽きてしまう…
しかし、甘えているだけでは
何もはかどりはしない。
人生はその丁度いいバランスを
ひとりひとりが
身に付けて行くことでもある。
今日という日があなたにとって、
その好い加減を見つけることが
できる日であります様に…
『何もやらないよりは、
好い加減を見つけながら
やってみることだ』
アーサー・ホーランド
2016.11.27
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読みどころ満載の内容となっておりますので、
どうぞご覧ください。