CHARM（魅力とは…）
『覆い隠すことを綺麗といい、
曝(さら)け出すことを美しいという』
世の中はままならない場所である。
平和のない忍耐が求められる故に、
人は｢娑婆｣と名付ける。
また、善と悪が浮いては沈んで行く
浮世とも呼ぶ。
人との関係も、
昨日の友は今日の敵にもなってしまう。
夏目漱石も、
「虫の好かない奴が親切で
気の合った友達が悪漢だなんて、
今に火事が氷(こお)って、
石が豆腐になるかもしれない…」
と著書の中で嘆いている。
｢正しい｣と確心していた事が、
後に｢正しくなかった…｣と気づかされ、
また、｢これは悪いことだ…」
と決めつけていた事が、
実は｢良いことだったんだ…｣と
自覚させられることだってある。
世論や報道も、
「中立的な立場を取っている」
と言いながらも、浮世の価値観に
影響されてしまうことが多々ある。
何を人は｢正義｣といい、
また、｢悪｣と言うのだろう…
｢法治国家｣と聞こえはいいが、
法律を盾にして悪を行う偽善は、
遠い昔から今に到るまで、
また、これからも
変わらずに有ることなのだ。
人は誰であれ、偏(かたよ)って、
道を踏み外してしまう
習性を持っている。
THE BIBLEには、
「愚か者は
大いなる方(神)はいない
と言っている…」
とあるが、
人は己が愚かであると思うどころか、
｢自分は賢い｣とは言わなくても、
そうであるかの様に間違いをして
振る舞っている族(やから)たちは
右に左にいる。
魂のロッカーは、
「蛇(へび)の様に賢く、
鳩(はと)の様に素直であれ」
と謳っている。
鳩の様に柔和で優しいだけでは
利用されてしまう世の中である。
また、蛇の様に
只、狡猾(こうかつ)なだけだと、
逆に人から恐れられてしまう…
然れど、
優しさと厳しさを兼ね備えていないと、
世の流れに流され、
立ち向かっては行けない。
浮世の流れに流され、
また、染められてしまう我々に
JESUSは、
「あなたがたは地の塩であり、
世の光なのだ…」
と語ってくれている。
あなたの中に
まだあなたも気づいていない
大いなる方から授かっている
魅力がある。
それは味気ない世に
味のきいた存在として人々を励まし、
また、闇に包まれた世の中に
希望の光を放つ者として、
周りを慰める存在として
生かされているのだ。
今日という日が、
あなたの中にある魅力を
醸(かも)し出せる日となります様に…
『魅力の本質は
魅力的になりたいと思っている
あなたの中にすでにある』
アーサー・ホーランド
2016.11.6
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読みどころ満載の内容となっておりますので、
どうぞご覧ください。
