白銀の氷点下の世界から、冷たく渇いた北風が吹きすさぶ日常へと戻る。
今回は自分にとって深く感慨深い日々だった。
姪、甥の成長、先祖のルーツ、元気だった人が元気じゃなくなっていく事…。
過去から未来への継承。
指を怪我しても泣かない姪、母親を気遣う甥、200年前の先祖。
親戚から見せてもらった家系図。
200年前まで遡る事が出来ていた。
地球誕生の歴史から見ればほんの一瞬かも知れないが、今この瞬間から見れば遠い遠い昔の事。
確かに私はこの人から受け継がれているんだと思った。
どんな生活をして、どんな人だったのかを知りたくなった。
自分のこれからの指針になりそうだと思った。
これから200年後に私もこうして巻いてある長い紙に記される人になるのだろうか。
歴史は興味深い。
確かにそこにいた人、確かにそれは行われた事実として現代にも残される。
何故この世に生を受けたのかを考えると眠れなくなるので考えないが、先祖の事は知りたくなった。
札幌は半世紀ぶりの大雪に見舞われた。
急に暖かくなり雨になったり、その逆で氷点下に冷え込んだり。
相変わらず読めない天気になって来ている。
北海道は家の中が暖かく、関東は寒いと言われる。
家の構造と暖房設備の違いによるものと考えられるが、果たしてそれだけだろうか…。
体調も戻りつつあり、あと少しで完璧になる。
ゆっくり休息し充電されて、また1年頑張るかという気持ちになる。