至福の時間
決してキャバクラのネーチャンでもなければ、援交JKでもない。
我が娘たちに囲まれて呑む、エブリディ夏休みの俺である。
三人で呑んだ、もしかしたら最初で最後の瞬間かもしれない。
娘を持つ父親として、こんな幸せな時間が他にあるだろうかと、ふと思う。
もちろんイマドキの姉妹の話についていくことなど出来はしない。
彼女達だって、最初っからその輪に加えようとも思ってないだろう。
でもオトーサンは、
君たちの話に耳を傾けながらグビリグビリとビールを飲むだけで、十分に幸せを感じている。
君たちを育てるにあたって一切の妥協はしてこなかったはずだ。
いや、ちょっとはしたかもしれないけど(笑)
何度も、
何十回も、いやいや何百回も
このクソ親父って思ったことだろう。
多少頭を打たれてるオトーサンには、良い想い出しか残っていないのだか(笑)
時間は過ぎ、恩讐は彼方へ。
真っ直ぐな良い子に育ったもんだ。
いいよ、遠慮せずに頼みなさい。
君らのためならトロだろうがウニだろうがマイペンライ
(笑)