初勝利から一夜明けて
徳島戦から一夜明けた今日、暖かい春の陽気の新門司。
13時に昨日の徳島戦で新たに浮き彫りになった課題についてミーティングを行い、その後チームはリカバリー組と練習組に分かれてトレーニングに臨みました。
13時からのミーティング始まる前、選手たちが一喜一憂していたのはこれでした。
WBC準決勝です。
残念ながら日本はプエルトリコに負けてしまいましたが、種目は違えど、やはり日本代表を応援する気持ちに変わりはありませんね。今回のWBCは、日本代表のスポンサー権の問題で昨年は一度不参加を表明したり、監督が決まらなかったり、振り返ってみると大会開催前から色々なことがありましたね。3連覇がかかっていただけに残念です。
さて、ギラヴァンツの今日の話題はWBCだけではありません。
昨日の徳島戦、皆さんの応援、本当にありがとうございました。2-1で勝利し、今シーズン初勝利を飾ることができました。
柱谷監督は、試合後選手の待つロッカーに入って開口一番『ナイスゲーム！でも次のゲームに向けてここから準備を始めるよ』と、勝利の余韻に浸ることなく20日の東京ヴェルディ戦に向けて切り替えていました。
とはいうものの、今日の新門司でのピッチ上は、いつも以上に笑顔が目立っていたように感じました。
特にこの2人。
仲良く並んで走っていますね。
そしてストレッチでもペアを組んでいます。
昨日の徳島戦の勝利の立役者である内藤選手と小手川選手に、今日のトレーニング後、別々にそれぞれについて思うことを訪ねてみました。
まず、内藤選手から見た小手川選手：
「前半のアディショナルタイムで貴重な追加点を決めるのは、さすがうちの10番。ナイスシュート！」
そして小手川選手から内藤選手へ：
「ありがとうです。あの場面で狙い澄ましてアウェイで先制ゴールを決めてくれて、チームに勢いをもたらしてくれましたし、あのゴールがなかったら僕のゴールもなかったかもしれないですし」
ということでした。
昨日の試合後の内藤選手のコメントにもあるように、試合前に2人で狙いを定めていたようですし、お互いをリスペクトしながら高め合うチームの土台にまた一つ、大切なものが積み上げられているのを感じました。
昨日の試合後、前田キャプテンは「自分も含め、新加入や新卒の多いチームだけに、まだ勝利がないことが不安を呼んでしまうことも心配しましたが、チームとして今日の試合でつかめたものもあったと思う」とコメントしていました。
何よりも、勝利こそ最大の成長を促してくれるものです。
皆さんとともに戦ってつかんだ新生・柱谷ギラヴァンツのこの記念すべき一勝が、ギラヴァンツ北九州の新しい歴史の第一歩になります。
次は20日の東京ヴェルディ戦です。
ホームで皆さんと力を合わせて勝利を勝ち取りましょう！
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